この調査結果を基に、どのぐらいの規模の蔵書がマイクロフィルム化の対象になるか(対象は酸性紙ですでに brittle になっているもの)、大量脱酸性化処置の対象と規模は(酸性紙だが、まだ brittle に達していないもの)等が推測できる。一方、接着剤製本は「綴じ」の接着剤が角質化すると、一度コピー機にかけただけで壊れてしまう。これは新しい「劣化問題」といえる。 以上のような書籍の劣化問題と共に、セルロース・アセテート(TAC)ベースのマイクロフィルムのそれも浮上している。2003年から12万のマイクロフィルムと460万のフィッシュを対照した調査と収納容器の入れ替えを行い、2005年までに8万マイクロフィルム、80万フィッシュを終了している。ただ、2006年に中性容器に代替したにも関わらず、フィルムからの酢酸により早期に「酸性」容器になってしまうことが判った。劣化が著しいTACフィルムは