Evernoteは、先ごろ提案していたプライバシーポリシーの変更を撤回した。この変更は、同社の一部社員がユーザーのプライベートなノートを閲覧できるようにするものだった。 同社は米国時間12月15日遅くに掲載したブログ記事で、この変更案は「誤り」だったとして、実行しないことを発表した。 「われわれはしくじった」と、Evernoteで広報を統括するGreg Chiemingo氏は述べた。 同社はその代わりに、「既存のプライバシーポリシーを改訂し、顧客の懸念に対処するとともに、顧客のデータがデフォルトでプライベートな状態に保たれることを確実にするほか、顧客がEvernoteに置いていた信頼が十分に根拠あるものだということを明確に示すつもりだ」という。 今回の騒動は今週、Evernoteが機械学習プロセスの向上を目的にプライバシーポリシーを変更するというニュースが流れたことを受けて始まった。この向
今、キュレーションという言葉は汚れに汚れ、偽の情報を撒き散らすノイズ、フェイクと認識をされているようだが、元々は全く違うものだった。その経緯をここにまとめておきたい。 2009年、アイティメディアがスタートしたOneTopiは、特定のテーマに熟知した人がその分野の「キュレーター」となり、ネット上にある情報を選別し、正しいものに注釈・コメントをつけて専用のTwitterアカウントからツイートするというスタイルで始まった。 世の中は情報のノイズに溢れており、そこから正しい情報を見つけ出すのが困難な時代に突入している。3.11以降、情報が生死を分けるという認識は強まったものの、マスメディアから出てくる情報にも間違いは多く、専門知識を持った人たちが正しい情報を選別し、伝えていく必要を感じていた。そして、その媒体としてはTwitterが適していると考えた。 その情報選別をする人にキュレーターという名
インスタグラムの月間アクティブユーザー(MAU)が6億人に到達した。12月15日、同社が発表した。 インスタグラムはここ2年間で3億人から6億人にMAUを倍増させた。5億人到達は今年6月で、その後の半年でさらに1億人を獲得した。4億人から5億人までは9ヶ月を要しており、成長スピードは加速している。 2010年にローンチされたインスタグラムは2012年に約10億ドルでフェイスブックに買収された。今年は世界規模で広告に力を入れ、リアルタイムでコンテンツがシェアされる機能に注力した。 約1年前に始まった広告ビジネスへの注力で、9月までに50万社の広告クライアントを獲得した。調査会社eMarketerは今年のモバイル広告売上が約15億ドル(約1,770億円)に達すると見込み、2018年は50億ドルを見込んでいる。ここ最近、インスタグラムはモバイルコマースにも注力しており、先月にはアプリ内で商品の閲
12月16日13時から行われたサイバーエージェントの株主総会。最大の注目はAbemaTVだったはずなのですが、キュレーションサイトへの風当たりが強くなっていることからSpotlightにもスポットライトが当たりそうです(うまいこと言った)。 直近決算説明会資料:2016年9月期通期 決算説明会資料 株主総会資料:第19回定時株主総会招集ご通知 2015年株主総会:動画事業に注力-サイバーエージェント2015年株主総会の内容まとめ 2016年9月期の業績は次の通り。サイバーエージェントは広告会社だったはずなのですが、利益ベースではゲーム事業が引っ張るようになっています。 メディア事業に具体的な数字の記載はないですが、売上219億円、営業損失76.3億円。うちAbemaTVへの投資額が99.6億円を占めます。2017年9月期は200億円に倍プッシュして、しばらくは赤字で突っ走るようです。 全体
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く