印刷 デッキで通話するビジネスマンは東海道新幹線の日常風景だが、実は客席でも通話はOKだ=JR新大阪駅駅と電車内の迷惑行為ランキング 「車内では携帯電話の通話はご遠慮ください」。西日本の鉄道の乗客には聞き慣れたアナウンスだが、東海道新幹線(東京―新大阪)を運行するJR東海の電車は全国でも異例の「通話OK」だ。利用者のマナー向上を認め「差し支えない」との判断からだ。しかし他社に追随の動きはなく、車内ケータイをめぐる考えは分かれたままだ。 「マナーモードに切り替えるなど、まわりのお客様のご迷惑とならないようにご協力をお願い致します」 これが東海道新幹線のアナウンスだ。客席での通話も認めるようになった2003年10月から始めた。それまでは通話の際はデッキに向かうよう促していたが、やめた。JR東海が運行する東海3県と静岡県などの在来線でも、優先席付近で電源を切るよう呼びかけている以外、通話は