東北新幹線で来年3月から導入される新型車両「はやぶさ」が14日、宮城県利府町の新幹線総合車両センターで報道関係者に公開され、最上位車両の「グランクラス」=写真、池谷美帆撮影=が注目を集めた。 グランクラスは、下りの先頭車両に新幹線では初の座席を3列に配置し、定員は18人。背もたれが最大45度傾き、前席との間隔も1メートル30と足を伸ばしてゆったり座れる。素材に本革などを取り入れ、専任のアテンダントが接客にあたる。飛行機のファーストクラスにも匹敵する豪華な作りだ。 料金は、東京―新青森駅間で、普通車より9490円、グリーン車より5000円高い2万6360円。