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→紀伊國屋書店で購入 「小林秀雄を語る方法」 小林秀雄の『本居宣長』が最後まで読めなかったという人には、お薦めの本である。いや、小林秀雄などまるで興味がない、小林秀雄のどこが偉いのかさっぱりわからない、という人にもいい。もちろん、ニッポンの批評と言えば小林秀雄だ、という人も読むべきである。 ある意味、残酷な本である。橋本治の批評は下からくる。あくまで低姿勢。それがかえって怖い。逃げ道がないのである。きちんと手順を踏んでいて、ちゃんと証拠もあげるし、引用も丁寧。文章もわかる。何より、読者の「そうだよな」という頷きを誘うような〝常識〟に話が落ちる。つまりあらゆる意味で非小林秀雄的なのだ。では、ほかならぬ小林秀雄がその橋本治の手にかかったら、いったいどうなるか。 もっとも特筆すべきは、橋本が〝決して小林秀雄のことを悪く言わない〟ということだ。これはなかなか参考になる。橋本治と小林秀雄のふたりを並
「近いうち」の総選挙と希望について書こうと思ったが、筆が進まない。すると、間近のテレビに城南信用金庫の吉原毅(つよし)理事長(57)が現れ、「経団連の加盟企業は自分で原発を買い取って運営できるのか」と斬り込んだ。(9日、テレビ朝日「報道ステーション」) 「そもそも、銀行が融資に応じるはずがない。最後は国民負担と見越して自分たちにできもしないこと(原発継続)を提言する。それで『現実的』とは話がさかさま、無責任きわまりない」と歯に衣(きぬ)着せぬ名調子。何事も目配り気配りでモノが言いにくい当節まれに見る直球、それも、小兵とはいえ金融機関トップの公式発言だから、インパクトは大きかった。 テレ朝によれば、番組に届いた反響は「よく言った」と「けしからん」が半々。人気番組での直言は、賛否を問わず、視聴者の心を波立てた。 吉原の「脱原発」は知る人ぞ知る。新聞・テレビにしばしば登場し、中部電力浜岡原発の廃
【ロンドン=稲村雄輝】1日に行われた射撃女子25メートルピストルの小西ゆかり選手(33)は、時給850円のラーメン店でのアルバイト代で食いつなぎながら競技に取り組んできた。 離婚、就職難。それでも2度目の五輪でメダルを目指したのは「被災地を励ましたい」との思いからだった。結果は予選敗退。だが小西選手は「最後まで被災地へ心をこめて撃った」と語った。 ピストルの銃口を25メートル離れた黒い標的に向ける。一瞬の間をおき、引き金を引く。次の瞬間、パーン、と乾いた音を立てて標的が撃ち抜かれた。 小西選手と射撃との出会いは、ひょんなことがきっかけだった。高校まで北海道八雲町で育ち、保育士を目指していた。友人に誘われ、自衛隊の試験を受けたところ、「たまたま合格した」。東千歳駐屯地で勤務していたが、小銃の検定試験で成績が良かったため、自衛隊体育学校の教官から声が掛かった。 2002年のワールドカップで日本
ジャック・ロゲ国際オリンピック委員会(IOC)委員長(70)は13日、中央日報とのインタビューで、ロンドンオリンピック(五輪)サッカー韓国代表の朴種佑(パク・ジョンウ)選手の「独島パフォーマンス」事態に関し、「(朴選手の行動は)明確に政治的表現(political statement)と見なさなければならない」とし「政治的表現を禁止するIOCの規定は守られるべきだ」と強調した。 ロゲ委員長はロンドンのヒルトンパークレーンホテルに設置した執務室で、アジアメディアでは唯一となる中央日報の単独インタビューで、「この規定は選手も事前に熟知しておくべきだった」とし「例外を認め始めれば統制が難しくなる。世界すべての人類の和合を目指すIOCとしてはやむを得ない」と述べた。 しかしロゲ委員長は現時点で朴選手の銅メダルが剥奪されると話すべきではないと強調し、「国際サッカー連盟(FIFA)が16日に出す報告書
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