どこかの幼稚園で、教育勅語を暗唱させていたとして話題になっているが、この問題に少しでも関心があるならば以下の国会質疑は見ておいたほうがいい。 「教育勅語」理解の決定版!横路孝弘議員の稲田防衛大臣を諭すような国会質疑が素晴らしい 【前編】 - シャンティ・フーラの時事ブログ 私立の幼稚園で暗唱させている分には、はっきり言って別にどうでもいい問題である。親の教育方針などがあろうから、たとえ世間からいくぶん異常な目で見られることはあっても、勝手に暗唱していればよい。だが、そこに公的な便宜が図られていたのであれば、問題は大きくならざるを得ない。一私立の学校の運営に対して、なぜ国や公的機関が協力しなければならないのか。 上記と同様に問題視すべきなのは、教育勅語を良しとし、積極的に教育に取り入れようとしている公人たちのことである。彼らの強調する「今日でも通用する普遍的な内容」とは正反対なことを自ら行っ