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ブックマーク / sugitasyunsuke.hatenablog.com (2)

  • 小林秀雄『感想』の感想 - sugitasyunsukeの日記

    小林秀雄のベルグソン論『感想』を通読した(新潮社版『全作品』別巻1・2)。 『感想』は「新潮」1958年5月号から連載が始まり、63年6月号で未完のまま連載を中断、後年小林自身が、家族と新潮社にその刊行を「禁止」している。小林は岡潔との対話「人間の建設」(1965年8月)で、『感想』の連載中断の理由を、ベルグソン論は失敗だった、力尽きてやめてしまった、無学をのりこえられなかった、と説明している。 しかしこの「禁止」には、ベルグソン理解や無学うんぬんでは割り切れない何かがある。通読し、やはりそう感じた。 それを今のぼくがうまく言葉にし切れるとは思えない。が、まずノートをまとめてみる。 断定的にいえば、小林の『感想』は、事実として出版を禁止しただけでなく、その内容の水準でも、他人から「読まれることの禁止」を目指していると思う。もう少し正確に言えば、小林の『感想』は「(書く)私(=小林)」と「読

    小林秀雄『感想』の感想 - sugitasyunsukeの日記
  • 上野千鶴子をフェミナチと呼ぶことは許されると思う。 - sugitasyunsukeの日記

    『バックラッシュ!』を読んだ。 バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか? 作者: 上野千鶴子,宮台真司,斎藤環,小谷真理出版社/メーカー: 双風舎発売日: 2006/06/26メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 3人 クリック: 323回この商品を含むブログ (131件) を見る ブログの論戦などを合わせてよむと、フェミニズム/ジェンダーフリー/バックラッシュに関わる議論に、「男性弱者/オトコになれない男/メンズリブ系?」のことが混入していて、気になった。いまその辺を少し文章にしている。 それはそれとして、『バックラッシュ!』の最後に掲載されている上野千鶴子へのインタビュー「不安なオトコたちの奇妙な〈連帯〉」には、月までブッ飛ぶ衝撃を受けた。 端的にいって、男はカネと権力に弱い。ホモソーシャルな連帯における最大の価値とは何かわかりますか? それは、男が同じ男から「おぬし

    上野千鶴子をフェミナチと呼ぶことは許されると思う。 - sugitasyunsukeの日記
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