北九州市の業者、ETC法人カードで不正か 1億1千万円相当のポイント抹消 【図解】不正利用のイメージ 2023/11/30 6:00 (2023/11/30 19:04 更新) [有料会員限定記事]
日本航空331便が2月19日、福岡空港の運用時間内に着陸できず、翌日未明に羽田空港まで引き返した事案を巡り、「近隣の北九州空港に緊急着陸できなかったのか」との疑問の声がインターネット上などで相次いで上がっている。取材すると、実は日航は北九州への着陸を一時模索していたという。今回を教訓に、24時間離着陸が可能な北九州空港の強みを生かすべく、日航や地元自治体が対策の検討を始めた。 ▶福岡行き日航機、深夜に羽田へ引き返す ...
男女共同参画基本計画なのに「内助」「器量良し」? 一人の大学生の率直な疑問が行政を動かした。大分県臼杵市が、地元に伝わる民話の主人公、吉四六(きっちょむ)さんの妻「おへまさん」を市民の理想像に掲げて策定した基本計画。そこには、古い価値観の再生やジェンダー不平等につながりかねない表現が並んでいた。市は大学生からの指摘を受け、不適切表現を一部認め、修正、削除する方針を決めた。 基本計画策定は、男女共同参画社会基本法が自治体に促しており、市は2017年3月に26年度までの現行計画を策定した。 市は「基本的な考え方」の章で、総合目標を「臼杵女性(おへまさんたち)の知恵と世話焼きが光る元気充電のまち」と設定。おへまさんに関しては「美人ではないが安心感を与える容姿」などと表現し、キーワードとして「内助」「我慢強い」「器量良し」などを列挙した。市民の理想像は男女問わず「おへまさん」とも記した。 市による
福岡市の天神エリア中心部に突如、行列が出現した。最大4時間待ちとされ、その人気は「天神一」ともいわれる。列が絶えないその訳は…。(長美咲) 平日の午前10時半。国体道路と渡辺通りの交差点の一角に、30分後の開店を待ちわびる若者や中高年ら数十人が列をなしていた。 お目当ては、10月にオープンしたドーナツ専門店「I’m donut?(アイムドーナツ)」だ。独特の軟らかさと口溶けが売りの「生ドーナツ」が人気を集めている。オーナーの平子良太さん(39)は「まさに、狙い通り」と自信たっぷりに話す。 >>オーナー平子良太さんインタビュー 平子さんは飲食業界のパイオニアだ。福岡市でパスタ店を開業後、2018年に同市中央区六本松でベーカリー「アマムダコタン」を始めた。ここで、生クリームをたっぷりと挟んだイタリアの菓子「マリトッツォ」を販売。交流サイト(SNS)映えする見た目が、全国ブームを巻き起こした。
かつて西日本鉄道の路面電車として福岡市や北九州市を走り、大量輸送の原動力として活躍した「連接車」の歩みを紹介する展示が、福岡共同公文書館(福岡県筑紫野市)で開かれている。鉄道愛好家や民間の研究者らでつくるNPO法人「福岡鉄道史料保存会」が、連接車に関する戦時中の公文書を初めて確認。その内容を解説している。 戦時中の路面電車は、軍需工場への人員輸送が増加する一方で資材や運転士の不足が深刻化。保存会によると、1942年には解決策として車体を二つつなげる研究が行われており、43年には木造の2編成が完成した。当時、県に提出された「車両設計変更認可申請」には、輸送力向上などのメリットが記されていたという。...
弥生時代、現在の福岡県筑紫野市に有力な首長墓が存在したことを示す江戸時代後期の記録「鉾之記(ほこのき)」が約90年ぶりに“再発見”された。長らく所在不明となっていたが、市内の九州産業高の生徒たちが郷土史研究の過程で、鉾之記を書いた庄屋の子孫宅から見つけた。市は実物の可能性が高いとして、子孫から古文書を譲り受けた。 二日市村の庄屋だった鹿島九平次は1857(安政4)年、地元で甕棺墓(かめかんぼ)を発見し、入っていた銅剣と銅鏡の絵とともに当時の状況を鉾之記につづった。市文化財課によると、甕棺墓の発見場所や遺物の行方は不明だが、村は有力なクニだった奴国の域内にあり、ランクの高い首長墓だったと考えられている。 ...
新型コロナウイルスの感染急拡大が、夏休みシーズンの書き入れ時を迎えた宿泊施設に打撃を与えている。熊本県内のホテルや旅館を対象にした県の調査では、8月のキャンセルが最大で5割に上ることも判明。山鹿市では3年ぶりに開催予定だった山鹿灯籠まつり(15、16日)のハイライト「千人灯籠踊り」も一転中止となり、関係者は「やむを得ない判断だが、大きな痛手だ」とため息をこぼす。...
大規模再開発「天神ビッグバン」で、都市の装いを刻々と変える福岡市・天神。八角形のビルを彩る外壁タイルの金色は、30年超の歳月で九州最大の繁華街にしっくりとなじんでいた。「平成」という元号と時を同じくして産声をあげたこのビルは、既に姿を消したその元号と周辺の建物を追うかのように、この夏、役目を終えようとしている。 ビルの名は「Inter Media Station」(IMS、イムズ)。1989年、三菱地所と明治生命(現明治安田生命)が建設した地上14階、地下4階のビルだ。「情報文化発信ビル」のコンセプトの下、ギャラリーやホール、自動車ショールームなど非物販の施設を備え、数多くのイベントを開催。福岡の地で他に先駆けて「コト消費」を提供し、巨大な吹き抜け空間とともに人々の度肝を抜いてきた。 「文化の醸成のためにいろいろなジャンルの情報発信をしていく、そういう意志を持ったビルは、日本はおろか世界に
熊本県内有数の進学校、県立済々黌高の元生徒(20)が、入学直後の校歌指導や部活動での強制的な丸刈りなど、同校で長く続く「シメ」行為によって精神的苦痛を受けたとして、県に1円の損害賠償を求め、熊本地裁で争っている。学校側は「そんな言葉は聞いたことがない」と反論を続ける。判決は30日言い渡される。 (綾部庸介) 元生徒側が主張する「シメ」は、入学直後に応援団が新入生に行う校歌指導などを指す。元生徒によると、入学式翌日に突如、上級生に取り囲まれ「なぜ校歌を覚えていないのか。ぼーっとするな」などと詰め寄られたという。指導では応援団が同級生をにらみつけ「声が小さい」と怒鳴る様子を目撃した。 「シメ」の一環として、所属していたソフトテニス部の上級生から丸刈りを強要されたショックもあり、元生徒は不登校になり、翌年に退学。裁判では学校側が「シメ」行為を黙認したとして安全配慮義務を怠ったと主張している。 一
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