auto-completeの基本的な使い方については前回説明しました。今回はさらに踏み込んたauto-completeの拡張方法について説明したのちに、auto-completeの将来やその周辺について説明したいと思います。 auto-completeの拡張方法 ======================= 情報源の基本 ———— 拡張可能と称しているソフトウェアの多くがプラグイン手法を採用しているように、auto-completeも一種のプラグイン手法によって拡張可能性を実現しています。それが情報源と呼ばれるauto-completeを拡張するためのコアの概念になります。情報源という表現はもともとanythingという拡張で使用されていたものですが(*1)、拡張性に富む形式であること、概念の再利用によって学習コストを低く保てることから、auto-completeでも同様の形式を採用しま
auto-completeを使おう ==================== auto-completeとは —————– 今回は手前味噌ながら拙作のauto-completeという補完パッケージの紹介と使い方の説明をしたいと思います。auto-completeはEmacsの貧弱な補完インターフェースを補完する目的で2008年に開発されました。従来のEmacsの補完インターフェースというのは良くも悪くもEmacs流でした。例えばカーソル直下のLispシンボルを補完するlisp-complete-symbol(M-TAB)を実行すると、現在のウィンドウが分割されて新しいウィンドウに補完候補が一覧されます。そして、最新のEmacsでもそうなのですが、その新しいウィンドウは自分で閉じない限り永遠に存在しつづけるのです。 長年Emacsを使っている人にとってはこの挙動はむしろ自然なのかもしれません
look コマンドは、英単語のつづりを調べるコマンドです。Ubuntu ならすぐに利用できます。Fedora なら sudo yum install words でインストールできるようです。Mac はわかりません。Mac でもすぐに利用できるらしいです。 ▼ こんな挙動です これをテキストエディター emacs で auto-complete.el のインターフェースで利用できれば便利です。 auto-complete をインストールし、dot.emacs に以下を追記すれば、M-h で補完できます。 (require 'auto-complete-config) (defun my-ac-look () "look コマンドの出力をリストで返す" (interactive) (unless (executable-find "look") (error "look コマンドがありません
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