米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題に関する日米共同声明に徳之島が訓練移転の候補地として明記された問題で、奄美群島以外の鹿児島県内の住民らが、基地移設に反対する市民グループを27日に結成する。支持政党や思想信条を超えた結集を呼びかける。26日には反対の署名活動も行う。 会は「基地反対! 徳之島に連帯する鹿児島の会」。奄美群島出身者でつくる奄美会や奄美群島にゆかりのある人々が中心となり、結成準備委員会を立ち上げていた。同委員会は「これまでの反対運動は政党色が強く、出身者が運動に参加しにくい雰囲気だった。出身者を中心に活動を広げ、徳之島と連帯したい」としている。 結成集会は27日午後1〜3時、鹿児島市の県教育会館。「徳之島の自然と平和を考える会」の幸多勝弘事務局長を迎え、基地問題の学習会を開くほか、当面の活動について話し合う。26日の署名活動は午後1時半から2時半まで、鹿児島市の天