先週の防衛問題にからむ問題の筆頭は、なんと言っても尖閣諸島近海での中国漁船拿捕事件でしょう。 今回の件では、またぞろ中国におもねった弱腰外交になるところでしたが、何とか船長の逮捕という最低限の措置は執られました。 ******************** 海上保安庁の保安官が中国漁船に乗り込んだのは7日午後1時前だ。その後、関係省庁の幹部と首相官邸が協議を重ねたとされる。仙谷由人官房長官は中国と波風を立てたくない意向だったという。 ******************** 「【主張】中国船領海侵犯 すぐに逮捕すべき事案だ」(産経新聞10年9月9日) さて、今回の事案に絡む報道で驚かされたのは、尖閣実効支配の証明が危うい状況であることです。 上記産経の報道のような領海侵犯=即逮捕という図式は、無害航行権があるため(国際)法的にやり過ぎですが、違法操業があれば全て拿捕してしょっぴかなければ日本
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