姫路の歴史を記した書物のなかで、初めて公式に発行されたガイドブックです。 明治32年に出版された原書は、和綴じの古書で、時代とともに希少になっていましたが、こちらの本は、旧字を現代語で読めるように翻訳し、復刻版として出版されたものです。 江戸時代から明治時代に変わりゆくなかで、当時の視点から見た姫路の様子が、分かりやすく紹介されています。 明治時代に書かれたものなので、現代の常識からすると、新鮮さを感じる部分が多くあります。 付録で明治時代の古地図が付いており、地図を見ながら楽しめます。 姫路城の話