白内障とは、眼の中のレンズの役割をする水晶体が濁ってしまう病気です。 白内障は、加齢に伴って発生する場合が最も一般的で、早ければ40歳から発症し、80歳を超えるとほとんどの人が何等かの白内障の状態にあるといわれています。 白内障は、放置さえしなければ基本的には失明する病気ではありません。 しかし一度発症すると、薬では治りません。薬剤は、白内障が発生する前に予防をするか、発症した初期に抑制することが出来ますが、最終的には手術をする以外の方法はありません。 手術を怖いと感じられる方もいらっしゃるかと思いますが、白内障手術は日本国内で一年間に140万件も行われているとてもポピュラーな手術です。総合病院や大学病院以外の一般の町の眼科でも広く行われており、入院を必要としない日帰り白内障手術が普及していますので、患者様の負担は低くなりつつあります。 白内障は、進行しても基本的に痛みがありません。 白内