今回紹介するのは韓国焼酎。スーパーでもよく見かけるので、飲んだことのある方は多いのではないでしょうか。 日本にも焼酎はたくさんありますが、韓国焼酎と何が違うのかというと、一番大きな違いは原料となる穀物の種類です。日本の焼酎には麦、芋、米など複数の穀物を使用したものがありますが、どれもひとつの穀物だけに特化した焼酎。麦なら麦だけを使った麦焼酎、といったように、原料となる穀物は1種類であることがほとんどです。 一方、韓国で「ソジュ」と呼ばれる焼酎の原料には米、麦、サツマイモ、タピオカ、トウモロコシなどを複数混ぜて焼酎を造られています。 ほかにも違いがあります。焼酎の造り方には、「希釈式」と「蒸留式」があります。日本では「甲類焼酎」と呼ばれるものがもともと希釈式焼酎と呼ばれ、「乙類焼酎」と呼ばれるものが蒸留式焼酎にあたります。 韓国焼酎にも蒸留式焼酎はありますが、主流は希釈式焼酎。アルコールを水