「言語の力(The Power of Language)」って本を読みました。著者のヴィオリカ・マリアン先生はノースウェスタン大学コミュニケーション科学科の先生で、ずっと「マルチリンガル」の脳を研究してきた人とのこと。ご本人も英語、ロシア語、ルーマニア語に堪能なんだそうな。 で、この本の内容をひとことで表現すると、 複数の言語を話せる人は、ひとつの言葉しか話せない人よりめっちゃ有利! ってのを延々と説得してくる感じです(正直、内容に比して分量が多すぎる気はする)。モノリンガルな方には、ちょっと切ない内容っすね。 ってことで、本書で勉強になったポイントをいくつか並べてみると、こんな感じになります。 現実は言語によって形作られる:私たちが認識している現実は、五感からの情報入力に、これまでの知識や経験を組み合わせて生まれる主観的な体験である。その解釈はおもに言葉で行われるため、異なる言語を使えば
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