参院選の前哨戦として各党が総力をあげ、多党大激戦となった東京都議会議員選挙(定数127)は23日、投開票され、日本共産党は、前回(2009年)の8人を大きく上回る17人が当選して都議会第3党に躍進、前回失った議案提出権を回復しました。投票率は、前回を約11ポイント下回る43・50%でした。 (写真)3人区で8年ぶりに議席を奪還し喜びにわく米倉春奈さん(中央)と支援者たち=23日、東京都豊島区 (写真)2人区で民主、維新に競り勝ち、当選を喜ぶ小竹紘子さん(中央)と支持者たち=23日、東京都文京区 (写真)駆けつけた支持者と当選を喜ぶ白石民男さん(中央)=23日、東京都品川区 前回、第1党となった民主党は築地市場移転や都立小児病院などの公約違反に厳しい批判を浴び、15人の当選にとどまり都議会第4党に転落。自民党は59人で都議会第1党となり、公明党は前回と同じ23人でした。 「第三極」をめざした