【No Ball,No Life】 12月2、5日にJリーグの年間王者を決めるチャンピオンシップ(CS)決勝がホーム&アウェー方式で開催される。年間勝ち点1位の広島と連覇を狙う同3位のG大阪が覇権を争うが、選手からは11年ぶりに復活した2ステージ制とプレーオフによって優勝を決める大会方式に、疑問を投げかける声が噴出している。 Jリーグは今季から、イングランドやスペインなど欧州の主要リーグが採用する1ステージ制から、2004年までJで採用されていた2ステージ制復活へと舵を切った。優勝決定などのヤマ場を増やし、CSを地上波のゴールデンタイムに放送することで注目度や放映権料の増大を狙ったものだが、“世界基準”からの逸脱や過密日程に対して根強い反対論がある。 複雑な心中を吐露したのが広島のエースFW佐藤寿人だ。22日のJリーグ最終節で年間勝ち点1位を決め、CSは決勝からの登場となったが、「正