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ブックマーク / gazfootball.com (21)

  • 「ミシャはやはり”自分たちのサッカー症候群”から脱却できないのか」Jリーグ・チャンピオンシップ 準決勝 浦和レッズ-ガンバ大阪

    「ミシャはやはり”自分たちのサッカー症候群”から脱却できないのか」Jリーグ・チャンピオンシップ 準決勝 浦和レッズ-ガンバ大阪 いや~、しかしガンバがゴールポストをパスワークに組み込んだ世界最先端の戦術を開発したとは驚いた。 と言いたくなるぐらい、丹羽のバックパスがポストに当たって跳ね返り、それをガンバがカウンターでつなぎ、最後は米倉のクロスに藤春がボレーで合わせての決勝点に至る流れは美しすぎた(笑)。 しかし試合内容はそういうネタ的なオチで決まるのがもったいないぐらいに白熱したものだった。しょっぱなからガンバの阿部がイエローカードをもらうなど、何故それがレギュラーシーズンに出来ないのかというぐらい、序盤から互いにインテンシティの高い、ハリルホジッチ好みのデュエルが至る所で展開されるサッカー。 両チームのフォーメーションはガンバがパトリックの1トップに宇佐美がトップ下の4-2-3-1。対す

    「ミシャはやはり”自分たちのサッカー症候群”から脱却できないのか」Jリーグ・チャンピオンシップ 準決勝 浦和レッズ-ガンバ大阪
  • 「香川はますます遠藤・イニエスタ路線をひた走っている」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 ボルシア・ドルトムント-シャルケ04

    香川はますます遠藤・イニエスタ路線をひた走っている」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 ボルシア・ドルトムント-シャルケ04 ともに不意なシーズンとなってしまった昨年とは異なり、今年は2位と4位の好調同士で対戦とあって非常に盛り上がったレヴィア・ダービー。ドルトムントはロイスがまたしても怪我をしてしまってカストロが右ウイングに入ったが、それ以外はお馴染みのベストメンバーとフォーメーションで臨んだ。 ここまでリーグ戦11試合で32得点と圧倒的な攻撃力を誇るドルトムントに対してシャルケが取ったフォーメーションは、フンテラールとサネを2トップにした4-4-2で、チュポ・モティングかサネが入る事が多い右SHにはディ・サントを配して来た。 その狙いは、おそらく左サイドでドルトムントの攻撃の基点になっているシュメルツァー封じ。チュポ・モティングよりもスピードと運動量があるディ・サントにシュメルツァーを

    「香川はますます遠藤・イニエスタ路線をひた走っている」ドイツ・ブンデスリーガ第12節 ボルシア・ドルトムント-シャルケ04
  • オランダのユーロ予選敗退で見えた、アウトサイダー躍進の理由、そしてそれに遅れる日本

    前回のブラジルW杯で3位に入ったオランダが、ユーロ予選でグループリーグ敗退という大波乱が起こってしまいました。 しかも、今回のユーロ予選は2位までがストレートインで、3位もプレーオフに出場が出来るレギュレーション、それも決して死のグループではなくて、チェコ、アイスランド、トルコに後塵を拝しての4位と、全く言い訳のできない結果です。 その敗退が決まってしまったチェコ戦を見ていたのですが、同じ4-3-3というフォーメーションでもチェコのほうが明らかにコンパクトで、対するオランダは全体が間延びして頼みのスナイデルもボールタッチが多くなく、前半の43分でチェコのスヒーが一発退場という助け舟があったにも関わらず、80分ぐらいまではかえってチェコのほうがチャンスの数自体は多いぐらいでした。 オランダのグループだけではなく、今大会のユーロ予選はアイスランドやウェールズ、スロヴァキア、オーストリア、ルーマ

    オランダのユーロ予選敗退で見えた、アウトサイダー躍進の理由、そしてそれに遅れる日本
  • 「ハリルホジッチの愛のムチは、果たして先発の彼らに届いたのだろうか」国際親善試合イラン-日本

    この試合の直前に先発予想をTwitterでしたんだけど、蓋を開けてみれば全然予想とは違っていて、武藤の1トップに宇佐美、香川田の2列目、ボランチが柴崎と長谷部、DFが何と米倉、森重、吉田、酒井高徳という、特に左サイドの守備が不安だらけな先発を出して来た。 で、案の定前半は日サッカーが全く機能しない。イランは4-4-2のオースドックスなゾーン・ディフェンスで、2トップが日のボランチを見る形になっているのでCBはSBにしかビルドアップのパスが出せず、酒井高徳は相変わらずのポジショニングと頭の悪さを発揮して遠い位置にいる田と絶縁状態、逆に宇佐美と米倉は宇佐美が守備には戻るけど攻撃の動き出しが皆無で単なる蓋と化してしまう。さらに日はボランチがボールを持てないので宇佐美と田が中へとボールを受けに下がってしまい、香川と一緒に相手の守備も引き連れ毎度のて交通渋滞。 これにはさすがにハリル

    「ハリルホジッチの愛のムチは、果たして先発の彼らに届いたのだろうか」国際親善試合イラン-日本
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/10/16
    全文同意。本田はそろそろ…
  • Blog版 蹴閑ガゼッタ

    「遠藤のレーザービーム2発、リバプールは10分間で試合を決める」UEFAヨーロッパリーグ ベスト16 第2レグ リバプール-スパルタ・プラハ プラハホームでの第1戦は5-1で圧勝、ほぼ勝ち抜けが決まった状態でアンフィールドに戻って来たリバプール。シティ戦からスタメンを4枚変更、遠藤はアンカーで先発、IHはクラークとソボスライ、3トップがヌニェス、ガクポ、サラーの並び。対するスパル...

    Blog版 蹴閑ガゼッタ
  • 「前半の苦戦に見る、日本代表のメンタル的な成長」ロシアW杯アジア2次予選 グループE シリア-日本

    ここまで3試合全勝の無失点と、間違いなくグループで最大のライバルであるシリアと直接対決という大一番は、前半こそ相手の固い守備に苦しめられたものの、後半にPKをもらってからは一気に畳み掛け、終わってみれば3-0の快勝で日はようやくグループ首位に立つこととなった。 シリアの出方が分からないと試合前に選手は語っていたが、フォーメーションこそ4-4-2ではあるものの、やはり予想通りに岡崎、田、香川の3人にはベッタリとマンマークを付けて来た。 日はそれに対して正直に縦パスを入れてから攻撃を組み立てようとするが、彼ら3人へのボールはマーカーに潰されてポストが出来ず、乾いてでこぼこ、長い芝のピッチに足を取られるせいかパスミスが多く、徐々にビルドアップが臆病になって苦しくなってはロングボールを蹴って跳ね返されるという悪循環に陥ってしまう。 試合前の展望で、3人へのマークが予想されるから原口がキーポイ

    「前半の苦戦に見る、日本代表のメンタル的な成長」ロシアW杯アジア2次予選 グループE シリア-日本
  • 「ハリルホジッチにとってのイラン戦は、アギーレジャパンのブラジル戦になってしまうのか」国際親善試合イラン戦展望

    「ハリルホジッチにとってのイラン戦は、アギーレジャパンのブラジル戦になってしまうのか」国際親善試合イラン戦展望 最近、自分用のPCが電源スイッチを100回ぐらい押さないと電源が入らないようになってしまい、秋なのに熱暴走で突然電源が落ちるなどの症状も出て来たので、思い切ってPCを買い換えました(ただしボーナス払い(笑))。 昨日はそのセットアップで忙殺されていたので試合は見られず。なので、今晩に迫った親善試合イラン戦についての展望を。 注目の先発メンバーについては、既にハリルホジッチが会見で「50%を入れ替える」と語っている通り、シリア戦でチャンスが無かった選手が多数出ることが確実視されていて楽しみです。もちろん勝つべき試合ではありますが、ハリルホジッチの内心としては勝敗よりもサブメンバーの経験値獲得がメインでしょう。 思えば、アギーレ監督もブラジル代表にサブメンバー主体で事実上勝敗を放棄し

    「ハリルホジッチにとってのイラン戦は、アギーレジャパンのブラジル戦になってしまうのか」国際親善試合イラン戦展望
  • 「決して神戸は悪いサッカーをやっているわけじゃないんだけど」ヤマザキナビスコカップ 準決勝第2レグ 鹿島アントラーズ-ヴィッセル神戸

    「決して神戸は悪いサッカーをやっているわけじゃないんだけど」ヤマザキナビスコカップ 準決勝第2レグ 鹿島アントラーズ-ヴィッセル神戸 ナビスコカップ準決勝の第1レグを鹿島が2-1でリードして折り返し、カシマスタジアムで行われた第2レグ。神戸は鹿島に先制を許しながらも追いつき、可能性が見えて来たものの逆転のチャンスに決められず、終盤に力尽きて連続失点、終わってみれば4-1で鹿島の大勝に終わった。 試合の序盤は鹿島ペース。先制点が欲しい神戸は立ち上がりから攻撃的に行くのだが、4-4-2のフォーメーションではあるがゾーンというよりは早めにマンマークして来る鹿島の守備にパスワークが分断され、カウンターからピンチを作ってしまう。そして案の定、16分に右サイドでボールを受けた赤崎に守備陣が突っ込んでしまい、空いたセンターへのボールを中村が落ち着いて押し込み鹿島が先制する。 しかしこれで鹿島は変に落ち着

    「決して神戸は悪いサッカーをやっているわけじゃないんだけど」ヤマザキナビスコカップ 準決勝第2レグ 鹿島アントラーズ-ヴィッセル神戸
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/10/13
    番狂わせは無しか。残念だ
  • 「南野拓実が満を持しての代表入り!」アジア二次予選シリア戦、イラン戦代表メンバー発表

    「南野拓実が満を持しての代表入り!」アジア二次予選シリア戦、イラン戦代表メンバー発表 今日は全然予定を知らなかったのですが、アジア二次予選シリア戦と、親善試合イラン戦のA代表メンバー発表がありましたね。 GK 西川周作(浦和) 東口順昭(G大阪) 六反勇治(仙台) DF 吉田麻也(サウサンプトン) 丹羽大輝(G大阪) 槙野智章(浦和) 森重真人(FC東京) 長友佑都(インテル) 米倉恒貴(G大阪) 塩谷司(広島) 酒井高徳(シュツットガルト) MF 長谷部誠(フランクフルト) 香川真司(ドルトムント) 山口蛍(C大阪) 清武弘嗣(ハノーファー) 柴崎岳(鹿島) 柏木陽介(浦和) FW 岡崎慎司(レスター) 田圭佑(ミラン) 原口元気(ヘルタ・ベルリン) 宇佐美貴史(G大阪) 武藤嘉紀(マインツ) 南野拓実(ザルツブルク) やはり噂があったとは言え、ザルツブルクの南野拓実が初代表というのが

  • 「ハリルホジッチが初めて遭遇する中東の洗礼」ロシアW杯アジア二次予選 シリア戦展望

    アジア二次予選の大一番であるシリア戦は明日ですが、今日は所要でずっと外出の予定なので先に展望を更新しておきます。 シンガポール戦で引き分けて躓いた日に比べて、ここまでのシリアは3戦全勝、得点13で無失点の結果はダントツであり、間違いなく二次予選の中で最大のライバルです。二次予選はグループ2位でも上位4チームが進出できるレギュレーションなので、この試合に勝てなかったから突破が絶望とはなりませんが、やはり最終予選の事を考えたらアウェイでもきっちり勝っておくべき試合です。 シリアはここまで13得点を取っているとはいえ、日とは違ってシンガポールやカンボジアが攻撃的に出た末の結果であり、日との対戦ではやはりしっかり守ってカウンターから少ないチャンスをものにし、逃げ切る作戦で来る事は確実です。そして中東らしく、カウンターに強いFWが居るのも特徴です。 カンボジア戦で2点を挙げていて、U-23でも

    「ハリルホジッチが初めて遭遇する中東の洗礼」ロシアW杯アジア二次予選 シリア戦展望
  • 「このドルトムントは、ハリルジャパンにとっての手本じゃなくて反面教師」ヨーロッパリーグ グループC PAOKサロニカ-ボルシア・ドルトムント

    「このドルトムントは、ハリルジャパンにとっての手じゃなくて反面教師」ヨーロッパリーグ グループC PAOKサロニカ-ボルシア・ドルトムント 昨晩は、香川は出場していなかったけど主力を5人も温存したドルトムントがどういう試合をするのか興味があって、ギリシャのPAOKサロニカのホームで行われたヨーロッパリーグの試合を見てみた。 ドルトムントのフォーメーションは、1トップのロイスにウイングがヤヌザイとホフマン、中盤はカストロ、ヴァイグル、ムヒタリアンという並びで、DFがパク・チュホ、ベンダー、スポティッチ、ピシュチェクの4-3-3。対するPAOKは実質5バックの3-5-1-1で、前線はベルバトフとマクーが縦関係の並びのようになっていた。 確かにフォーメーションこそ一緒ではあったが、ドルトムントはやってるサッカーの内容が全く違っていた。いつもであれば、ビルドアップは香川とギュンドアンが多く絡み、

    「このドルトムントは、ハリルジャパンにとっての手本じゃなくて反面教師」ヨーロッパリーグ グループC PAOKサロニカ-ボルシア・ドルトムント
  • 「強敵バイエルン戦で見えて来た、武藤にとっての一番の課題」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 マインツ-バイエルン・ミュンヘン

    「強敵バイエルン戦で見えて来た、武藤にとっての一番の課題」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 マインツ-バイエルン・ミュンヘン マインツにとっても武藤にとっても今後を占う試金石となる、ブンデスリーガ最強のバイエルン・ミュンヘン戦は、前半はミュラーのPK失敗で何とか無失点で折り返すものの、後半はレヴァンドフスキのヘディングから一気に崩れて3失点と、終わってみれば順当な完敗になってしまった。 個人的に注目していたのは、マインツがどうかと言うよりも今期のバイエルンがリベリろロッベン抜きでどういうサッカーをして来るかについてだったが、グアルディオラ監督が選択したのは意外にもスタンダードな4-4-2だった。が、かえってそれがマインツにとっては手も足も出ない形になるのだから、やはりバイエルンはさすがと言うしか無い。 マインツのフォーメーションは一応武藤が1トップの4-2-3-1だが、バイエルンが圧倒的に押し

    「強敵バイエルン戦で見えて来た、武藤にとっての一番の課題」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 マインツ-バイエルン・ミュンヘン
  • 「珍しく試合途中で戦術変更をしたチームに振り回された長谷部」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 フランクフルト-ヘルタ・ベルリン

    「珍しく試合途中で戦術変更をしたチームに振り回された長谷部」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 フランクフルト-ヘルタ・ベルリン スタートダッシュは良かったがここ2試合は勝ち星が無いフランクフルトと、勝ったり負けたりの結果が続いているヘルタという中位同士の対戦は、やはり順位を表すような五分の内容、五分の結果で1-1の痛み分けとなった。長谷部と原口はいつも通りの先発出場。 試合序盤はホームのフランクフルトが早いプレスをかけてヘルタを押し込む展開。長谷部も度々右サイドのワイドな位置で基点になってアイグナーにアシスト未遂のクロスを出すなど存在感を見せる。しかしヘルタも何度かカウンターから良い形を作ってフランクフルトを脅かすという流れ。しかし先制したのはフランクフルトで、22分にCKからルスが頭でそらせたボールをマイヤーが足を伸ばしてゴールし、相変わらず謎の決定力を見せる。 ここでフェー監督が珍しくフォ

    「珍しく試合途中で戦術変更をしたチームに振り回された長谷部」ドイツ・ブンデスリーガ第7節 フランクフルト-ヘルタ・ベルリン
  • 「レスターのエースはヴァーディだけど、やはり戦術は岡崎のもの」イングランド・プレミアリーグ第8節 ノリッジ-レスター・シティ

    「レスターのエースはヴァーディだけど、やはり戦術は岡崎のもの」イングランド・プレミアリーグ第8節 ノリッジ-レスター・シティ 昇格組ながらここまで2勝3分けとまずまずのスタートを切ったノリッジホームでの試合。前節のアーセナル戦で大敗したレスターだったが、終盤に1点差まで追い上げられながらも2-1で逃げ切り、勝点3を積み上げて5位にまで浮上した。 レスターとノリッジのフォーメーションはどちらも4-4-1-1で完全なマッチアップ。ただしノリッジはプレミアの下位チームにしては珍しくきっちりとパスを繋いで攻めて来るサッカーで、前線にボールが入ってからのワンタッチパスコンビネーションはアーセナルを髣髴とさせるスムーズさである。 ただし2点を先行したのはレスターの方。前半の28分に、ノリッジの中盤でのパスミスをカンテが拾ってヴァーディにスルーパス、ヴァーディは上手くDFのアタックを背中で抑えて倒されP

    「レスターのエースはヴァーディだけど、やはり戦術は岡崎のもの」イングランド・プレミアリーグ第8節 ノリッジ-レスター・シティ
  • 「日本のサッカー関係者全てが見るべきお手本」ラグビーW杯 プールB 日本-サモア

    アフリカに勝利して一気に全国の注目を集めたラグビー日本代表。スコットランドには負けはしたものの、3戦目となるサモア戦では26-5と点差も内容も圧倒し、日は決して初戦の勝利がフロックでない強さを証明しました。 今でこそサッカーがメインですが、かつては伏見工業高校や同志社大学、神戸製鋼と平尾選手や大八木選手が活躍していた時代にはラグビーもよく見ていまして、その全盛期である1995年のラグビーW杯でニュージーランド相手に145点も取られる記録的な大敗を喫した記憶がある私にとっては、まさに夢の様な結果だと言っても過言ではありません。 ただ、ラグビーもそうだったのですが、日が世界に対してまるで歯が立たない試合をしてしまうと、すぐに日の俊敏性を活かしてフィジカルコンタクトを避けてパスワーク、みたいなトンデモ思考に流れてしまうのですが、結局そんな逃げ道を考えても簡単に対策されて上手くいくはずはな

    「日本のサッカー関係者全てが見るべきお手本」ラグビーW杯 プールB 日本-サモア
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/10/06
    ボディコンタクトの重要性がサッカーとラグビーでは雲泥。ラグビーにとっては、回避のしようが無い問題だったってこと。バルサやメキシコみれば、スポーツとしての性質の違いが分かる。
  • 千葉の関塚監督に見る、戦術を作れない監督がJリーグでもてはやされる理由

    昨日はドルトムント対ダルムシュタットの試合を見ようかなと思ったのですが、同じ日にヨーロッパリーグがあるし、引き分けに終わった試合だったので気乗りがせず、スカパーの無料キャンペーンの間に録画しておいた、大宮対千葉の試合を見ておりました。 試合は大宮が2-1で勝ったわけですが、その結果より何より、千葉のサッカーが関塚監督の就任から1年以上経った今でも、守備戦術が見事なまでにバラバラなのに衝撃を受けてしまいました。 DFラインは4人で一応並んではいるのですが、そこから前の選手のポジショニングがあまりにもフリーダムで、中盤の選手が前へとプレスをかけには行くのだけど、後ろが全く連動していないので1人が交わされると後ろがスカスカ、大宮の選手がスペースを使い放題という有様。 大宮の先制点も、来であればアンカーの役割を務めるべきパウリーニョがどっか行ってて、守備選手はDFラインの4人と佐藤健のみ。それで

    千葉の関塚監督に見る、戦術を作れない監督がJリーグでもてはやされる理由
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/10/03
    日本は元来繊細なのに、戦術が大雑把なのが不思議。欧米サッカーの方が緻密
  • 「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール

    ハリルホジッチは前日の会見で、シンガポール戦には「罠が仕掛けられている」と語ったわけだが、まさかこんな形で嵌ってしまうとは想像もしてなかったに違いない。 試合の展望で、日は自陣で固く守る相手にクロスを上げてもそう簡単に点には繋がらないから、ゲーゲンプレッシングで対抗するのが良いのではないかと書いたんだけど、まさか両方とも機能不全になってしまうとは自分にも意外であった。 日はハリルホジッチが意図する速いサッカーを見せたのは前半と後半の最初わずか2分だけで、後は5-4-1のフォーメーションで自陣に固く壁を作るシンガポールの前に、いつもの遅攻を繰り返すのみ。 岡崎、宇佐美、香川田の4人が相手DF5人の幅にすっぽり入って平行に壁を作り、サイドも相手のSHがカバーしている上に太田も酒井もあまり高い位置を取らず、長谷部や柴崎からゆるい横パスが来て縦を切られてそこでおしまい、振り出しに戻るという

    「ようこそアジアへ、ハリルホジッチ」ロシアW杯アジア二次予選 グループE 日本-シンガポール
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/09/29
    アジア人ってのは、変なプライドを持たないところがある。人種的にも歴史的にも虐げられている自覚があんのかな。だからこそ、なりふり構わなくなったら恐ろしい
  • 「結果を出せない本田が、ミハイロビッチ監督に重用される理由」イタリア・セリエA第4節 ACミラン-パレルモ

    「結果を出せない田が、ミハイロビッチ監督に重用される理由」イタリア・セリエA第4節 ACミラン-パレルモ ミラノ・ダービーでインテルに負けてしまったことで、10番を背負う者としてスケープ・ゴートにされてしまった田。この試合では先発から外れる予想が多かったにも関わらず、ミハイロビッチ監督は田を先発で起用して来た。 結果的に3-2では勝利したものの田は得点に絡めず、またもファンの期待を裏切る形になってしまったが、試合を見ると何故ミハイロビッチ監督が結果を出せない田を先発で起用するのかが良く理解できる。 ミランもパレルモもフォーメーション的には、イタリアで流行りの4-3-1-2。以前の試合で、アンカーを置くフォーメーションのチームに対してはトップ下の田はマッチアップを受けるのでマークで潰されがちと書いたのだが、逆に言うと相手のアンカーをトップ下が潰せるという意味でもある。 そしてミラ

    「結果を出せない本田が、ミハイロビッチ監督に重用される理由」イタリア・セリエA第4節 ACミラン-パレルモ
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/09/23
    宇佐美もそうだけど、片足に依存している選手は厳しくなる。とうやっても守りやすい。マラドーナやメッシみたいに怪物になら別だけど。
  • 「ハリルジャパンのマインドセットを創りだした、原口と山口螢の功績」ロシアW杯アジア2次予選 アフガニスタン-日本

    「ハリルジャパンのマインドセットを創りだした、原口と山口螢の功績」ロシアW杯アジア2次予選 アフガニスタン-日 シンガポール戦、カンボジア戦とスッキリしない内容と結果が続いていたアジア2次予選。しかし中立地とはいえ実質アウェイのテヘランで行われたアフガニスタン戦は、今までの憤を晴らすような6-0という大量得点を挙げての快勝となった。 もっとも今回対戦したアフガニスタンは、元ハノーファーの育成担当だった監督が率いているとは思えないほどシンガポールやカンボジアに比べて守備組織が構築されておらず、フォーメーション上では4-4-2という形で4バックこそ一応ラインを形作ってはいたが、中盤がほぼマンマークでゾーンを整えるという意識が無く、ボランチが日の選手に付いて行ったまま4バックの中に入って6バックのようになってしまったりとバイタルのケアがさっぱりで、その割に攻撃時には結構前に出てくれるので日

    「ハリルジャパンのマインドセットを創りだした、原口と山口螢の功績」ロシアW杯アジア2次予選 アフガニスタン-日本
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/09/14
    素晴らしい分析。指導者経験者か?
  • 「柴崎が入った4-3-3で、香川と本田を活かす」ロシアW杯2次予選 アフガニスタン戦展望

    今日は夜の9時から中立地であるイランのテヘランで、アウェイのアフガニスタン戦が行われます。既に昼のうちに1度更新してますし、やはりアフガニスタンチームの情報なんてさっぱり持ってないので、展望は簡単に書いておきます。 長谷部の談話によると、アフガニスタンは前の2チームに比べると前に出て来るチームのようですが、個人的にはそれはちょっと怪しいと思っています。そもそも、押し込まれるかどうかは相手と自分の力関係であり、シンガポールとカンボジア、それと日では全く異なって来るので、そう簡単にアフガニスタンがスペースを与えてくれるとは思わないほうがいいでしょう。アフガニスタンを率いるスケレジッチ監督は、ハノーファーの育成担当の経験があり、ゾーン・ディフェンスを構築する能力は持っていると見るのが当然でしょう。 ただ、国民性的には東南アジアよりは中東寄りであり、カウンターで点を取ろうという意欲は前の2チーム

    「柴崎が入った4-3-3で、香川と本田を活かす」ロシアW杯2次予選 アフガニスタン戦展望
    syunsoccer
    syunsoccer 2015/09/14
    結果として、大方の見方は合ってますね。