新種ワニ「パカスクス・カピリマイ(Pakasuchus kapilimai)」の想像図(2010年8月4日提供)。(c)AFP/National Science Foundation/Zina Deretsky 【8月5日 AFP】タンザニアの約1億年前の地層から、水中より陸上生活に適応し、哺(ほ)乳類に似た特徴を持つ新種のワニ類の化石が発掘された。現在のワニのように獲物を飲み込むのではなく、肉をかみ砕いて食べていたと考えられるという。 「パカスクス・カピリマイ(Pakasuchus kapilimai)」と名付けられた化石は、米オハイオ大(Ohio University)などの研究チームが5日の英科学誌ネイチャー(Nature)に発表した。 大きさはネコほどしかなく、体形は非常に細長い。柔軟性の高い背骨を持っており、背中と尾は比較的小さなウロコで覆われていた。空中を飛ぶ巨大トンボなどの獲
![ほ乳類に似た新種ワニの化石発見、陸上生活に適応](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/c85c7c141c61f3cafe5e91bcf550997991fcbeb6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fafpbb.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F3%2Fb%2F1000x%2Fimg_3b098f815b0d705cbfb65b4bed312d51114637.jpg)