生まれたばかりのホッキョクグマのメスの赤ちゃんと母親のユキ=兵庫県姫路市の市立動物園提供生まれたばかりのホッキョクグマのオスの赤ちゃん=兵庫県姫路市の市立動物園提供 兵庫県姫路市立動物園は6日、ホッキョクグマのオスとメスの双子の赤ちゃんが誕生したと発表した。11月初旬に妊娠の兆候はあったが確認できず、5日午前、来園者が展示用獣舎で1頭目の出産に気付いて動物園に知らせたという。同園によると、ホッキョクグマの国内の繁殖例はこの10年で5例目で、今回の赤ちゃんが7、8頭目になる。 父はロシア生まれのホクト(10)、母は旧ユーゴスラビア生まれのユキ(11)。 最初に生まれたのはメスで、体長25センチ、体重570グラム。オスは体長28センチ、体重780グラム。メスは生まれた直後に体温低下などで仮死状態になったが、飼育員がお湯につけるなどして回復した。 当面はユキが産室にこもって2頭を育て、来