パレスチナ自治区・ヨルダン川西岸のヤバブ(Yabab)村のミツバチの巣(2011年6月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/SAIF DAHLAH 【6月8日 AFP】健康なミツバチのコロニーで、これまでに知られていなかった4つのウイルスを発見したとする研究成果が7日のオンライン科学誌「PLoS ONE」に発表された。世界の一部地域で起こっているミツバチの大量死の謎の解明につながる可能性もある。 これらのウイルスは、米カリフォルニア大学サンフランシスコ校(University of California, San Francisco)の研究チームが作物の受粉のために米国各地を移動した7万以上のミツバチの巣と20コロニーを10か月間追跡調査した結果、発見された。 これらのコロニーは見た目にも健全で、2006年以降米国のミツバチを最大で30%も死滅させた蜂群崩壊症候群(CCD)と呼ばれる謎の大量