マリアージュ・フレール。 パリで生まれた、フランス式紅茶の老舗。 日本でもここ最近、メディアで結構取り上げられていたような印があります。 今日は、マリアージュ・フレールの茶葉の話。 マルコ・ポーロ マリアージュ・フレールの看板商品と言えば、言わずと知れた「マルコ・ポーロ」です。 マルコ・ポーロは、東方見聞録で黄金の国ジパングとして日本を西欧社会に紹介した人物。彼は旅で日本に到達することはなかったそうです。実際は中国までは旅したそうで、そこで日本の話を聞いたんだそうな。 つまり、ヨーロッパの人からするとマルコ・ポーロ=東洋(異国)の空気を持って来る者、というイメージなんでしょうね。 おかしなことに、我々日本人は、東洋の空気感をいちど西洋化させたものを再輸入して「おフランスの香り~」といって楽しんでいるわけです。僕たちが楽しんでいるのは、西洋人によって調合された、東洋のイメージなわけですね。