ソニー・コンピュータエンタテインメントジャパンは、これまでのRPGの“お約束”に対するアンチテーゼとして、PSPにおいて「勇者のくせになまいきだ」を12月6日に発売する。価格は3980円(税込)。 従来のRPG文法に則ると、勇者視点でモンスターはあくまでも悪者として描かれていた。勇者=善人。本当にそうなのだろうか? 本作ではその視点と発想の逆転を狙っている。よくあるRPGの大前提を踏襲するならば、「モンスターは悪い生き物だから大至急やっつけよう!」となり、「ダンジョンにいるモンスターや魔王を倒し、世界に平和を。愛を。名誉を」ということになる。しかし、それがモンスターたちの視点になるとどうだろう。「勇者は僕たちをいじめ、大量殺戮を繰り返す悪い奴」となり、「ある日いきなりやってきて勝手な理由で暴力をふるってひどい!」と考えられる。 さて、「ビオトープ」というものがある。生き物(Bio)がありの