2008年5月6日のブックマーク (1件)

  • パトリシア・スタインホフ『死へのイデオロギー』 - rna fragments

    わりと最近のことだけど重信房子に萌え、じゃなくて興味があって、60年代の学生運動のことを調べようと思い、手始めに表題のを読んでみた。約330ページある文の最初の40ページくらいが岡公三へのインタビューでこれが目当てだったのだけど、メインテーマの連合赤軍の同志粛清事件の話が興味深かった。 僕はこのあたりの歴史の知識が全然ないのだけど、粛清事件は閉鎖空間で疑心暗鬼になってスパイ容疑をかけられた人が拷問され殺された、と何処かで読んでそう思い込んでいたのだが、どうもそれは違うらしい。スタインホフの主張は、こう要約すると語弊があるかもしれないけど、山岳ベースがブレーキなしの自己啓発セミナーみたいなことになってたのではないかというもの。 リーダーの森恒夫は山岳ベースに入ってまもない頃、革命戦士は個人の内面から「共産主義化」される必要があり、個人個人の内面的な弱点を集団的に検証することでそれを達成

    パトリシア・スタインホフ『死へのイデオロギー』 - rna fragments
    t-kawase
    t-kawase 2008/05/06
    実は積ん読だったのだ、この本は。