写真左から加藤隆志、谷中敦、茂木欣一(撮影/写真部・片山菜緒子)この記事の写真をすべて見る 圧倒的なライブパフォーマンスで、日本にとどまらず世界で活躍する東京スカパラダイスオーケストラ。来年でデビュー30周年を迎えるが、驚くべきことに一度も活動を休止したことがない。しかも、現メンバーは9人。大所帯で休まず活動を続けてきたことに、ドラムの茂木欣一も「世界的に珍しいと思う」と話す。 その原動力について、谷中敦(バリトンサックス)は「失敗を続けても、突き進んで行けばそこに道ができる」との信念にあると語る。その想いを込め、11月28日にはゲストボーカルにエレファントカシマシの宮本浩次を迎えたシングル『明日以外すべて燃やせfeat.宮本浩次』を発売した。 そんなスカパラの歩んできた道とは、どのような道だったのか。路上ライブ、メンバーの死、海外への進出──。自由に生きる大人たちが語る「人生」と「次の世