4日午後5時頃、岐阜県土岐市土岐津町土岐口の楽間(らくま)甚造さん(75)方で、甚造さんと母親のやつ子さん(99)とみられる遺体があるのを、県警多治見署員らが見つけた。 いずれも一部が白骨化しており、同署は身元の確認を急ぐとともに死因を調べている。 発表によると、同日午後、19日に100歳になるやつ子さんのお祝いを兼ねて市職員が訪問。この際、甚造さんの妻(70)が、やつ子さんの所在について「親戚の家に預けてある。親戚宅の詳しい住所や連絡先はわからない」とあいまいな説明をしたため、職員は署員と再び訪れ、1階の8畳間と6畳間で布団が掛けられた2遺体を見つけたという。 市は訪問の日程調整のため、8月末から電話をしていたが、誰も出ない状態が続いていた。妻は同月15日、家主に対し、甚造さんは施設に入所していると説明したという。 甚造さんは妻と長女(51)、やつ子さんの4人暮らし。同署は遺体について妻