前回、本コラムでセレブと呼ばれる若手経営者のビジネスが岐路に立たされていると伝えた。ここ数年、セレブな若手実業家たちは積極的な業容拡大に邁進したが、昨今の金融危機の煽りで有力なスポンサーだった海外の投資・投機マネーが一気にしぼんだ。その結果、多数のビジネスが破綻の瀬戸際にある。 今回は、若手実業家と共同歩調を取り、急速に世間での認知度が上がった人たちにスポットを当てる。キーワードは「美人社長」だ。若手実業家とともにセレブの名を欲しいままにしていた彼女たちにも、荒波が押し寄せている。 社長になるのは「美人」が条件 「エステティシャンが起業、チェーン展開図る」「元モデル女性、実業界でも躍進」・・・。ここ数年、新聞やビジネス、女性向けライフスタイル雑誌を中心に、こんな記事が相次いだ。書店のビジネス書コーナーでは、成功を果たした女性社長、あるいは女性幹部たちの書籍が平積みされ、ベストセラーとなる書
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