第一師団・練馬駐屯地 (東京都練馬区北町) 創立記念行事が4月13日行なわれた。 かつて石原都知事の 「三国人」 発言で一躍有名になった場所である。 第一師団長は 「自衛隊海外派遣恒久法」 制定に不安な隊員たちを前にして、「家族のため、組織のため…一旦緩急アレバ」 と 「教育勅語」 並みの訓示をした。 石原都知事は中国尖閣諸島問題、不測の事態・国家の存亡を多言し、「自衛隊のみなさん、これから到来するかもしれない危機を前にして 『軍神』 に」 と力を込めた。 日露戦争で 『軍神』 となった広瀬中佐について 「当時の兵士は一人ひとり全身で日本を背負って戦った 『武人』」 と持ち上げ、侵略戦争への反省などは一言もない。「日清・日露戦争、太平洋戦争で勝ったり負けたりして我が国の今日の世界的な地位があり、繁栄がある。過去を振り返りながらひとりの武人としてあれ」 と延々と話し続けた。 隊員たちは 「石