一連のサーべラス事件で、毎日新聞を諭旨解雇となった大平誠記者の件にも関連し、その大平記者が録音テープレコーダーを流した元暴力団組長で画家の山本集氏の半生を描いた伝記『男前』(南風社)を著した元毎日新聞大阪社会部デスク、岡本嗣郎さんが生前、私に書いた手紙の内容(全文)をここに掲載したいと思います。本来であれば、本ブログ裏面の(笑)、「ヒマダネの部屋」の方にアップしようかなとも思ったのですが、なんとなく、こっちの方かなあと思い、敢えてここに収録する次第です。 これは、私が1999年に第三書館から、事実上の処女作である『新聞記者卒業━オレがブンヤを2度辞めたワケ』を上梓した折、その本を岡本さんのところに贈った際、礼状として私に宛てて出されたものです。本来であれば、こうした私信の公表というのは、本人の了解を取るべきものなのかもしれませんが、既に岡本さんが亡くなっていることに加え、岡本さんと私との人