今日14日(金),東京大学 生産技術研究所 千葉実験所が一般公開され, 省エネ型都市交通システム エコライドの実験コース開通式が行われた。 エコライドは,ジェットコースターの原理を応用した省エネ型都市交通システム。 独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の支援により, 千葉実験所の須田 義大(すだ よしひろ)教授が実験コースを敷設した。 観覧車などの遊具を製造する,大阪市のメーカー 泉陽興業(せんようこうぎょう)と, その製造子会社の泉陽機工がプロジェクトの主体になっている。 10月上旬,敷地内の北側,公道から見える場所に,実験コースの軌道が姿を現した。 【写真】 エコライドの軌道(B駅付近) 2008.10.08.(水)12:54頃 東京大学 生産技術研究所 千葉実験所(道路から撮影) 見た目は確かにジェットコースターの線路そっくり。 レールの終点近くにはブレーキ装
「塩水で育つ植物」がエネルギー・食糧問題を解決? 2008年12月 9日 環境 コメント: トラックバック (0) Alexis Madrigal テキサス州ガルベストンに生育するアッケシソウの仲間、Salicornia bigeloviiとSalicornia virginica。 Image: flickr/Anna Armitage 塩水を好む植物が、これまで有効利用できなかった約130万平方キロメートルにも及ぶ土地を、エネルギー用作物などの栽培地に変えてくれる可能性がある。そうなれば、昨年バイオ燃料の成長を大きく妨げるもとになった、食糧か燃料かという激しい論争に終止符が打たれるかもしれない。 塩水を好む作物を栽培することで、世界の灌漑農地の面積を50%増やすことができる。これが実現すれば、代替燃料のメーカーはこうした作物を、罪悪感なくバイオマスとして利用できるようになり、食品価格の
こんにちは、「丸腰ライター」です。最新のエントリーは「小型風力発電」の3回目(最終回)です。前回は小型風力発電機の導入例や導入手順などについてお伝えしました。今回はシステム紹介のつづきや風力発電の開発の歴史などについてお届けします。お話は国内の小型風力発電機メーカー「ゼファー」の伊藤瞭介社長と窪田直樹氏に伺いました。
コンセントで充電するハイブリッドスクーター、あのイタリアのピアジオから斬新トライクで発売決定2008.11.21 17:00 ありゃま、プリウスも、バイクに先を越されちゃいましたねぇ…。 家庭用コンセントなどにつないで、手軽に充電できちゃう「プラグインハイブリッド車」が、少し前から話題ですけど、意外にも、この分野で最も早く市販されるのは、4輪の普通乗用車ではなく、3輪スクーターのトライクとなりそうですよ。 ちょくちょく日本でも、街中などで見かけるようになってきた、ちょっと奇妙な前輪が2輪という斬新デザインの「MP3」トライクですが、販売元のイタリアメーカーのピアジオ(こちらの会社は、あの「ベスパ」スクーターで一躍有名になりましたね)は、このほどミラノで開催されたモーターショーにて、ハイブリッド仕様に生まれ変わった「MP3 Hybrid」の完成モデルを発表してきました。 なかなか斬新な乗り心
産業技術総合研究所は,CO2を原料とし,かつ弾性率が2.4Gpa,強度が17.9Mpaと高いプラスチックを開発した。ポリエチレンやポリプロピレンなどといった石油由来プラスチックを代替する,環境配慮型の材料として期待される。 開発したのは,CO2とプロピレンオキシドから作られるポリプロピレンカーボネート(PPC)に,2種類の脂肪族ポリエステルを複合化させたもの。これまでPPC単体では,弾性率や強度などの特性が実用にはほど遠かったが,今回,複合化によってこうした特性を大幅に向上させた。弾性率はPPC単体の24倍,強度は同3.7倍にも及ぶ。 CO2から製造するPPCは,その重さの43%はCO2が固定化された材料となる。今回は脂肪族ポリエステルを複合化させたため,固定化されたCO2の重さは約30%になるという。それでも汎用プラスチックに比べるとCO2排出量削減の見地からは有利として,地球温暖化対策
経済産業省と環境省は,使用済み小型家電製品からのレアメタル回収に向けた検討を始める。両省が共同で研究会を設置,2008年12月2日に第1回目の会合を開く。 研究会では,適正かつ効果的なレアメタルのリサイクル・システムの構築を目指して議論を進める。使用済み小型家電製品の回収活動で先行している自治体などと連携し,実際に幾つかの地域でさまざまな製品を多様な方法で回収することで,効率的・効果的な回収方法を見極める。小型化家電製品に含まれるレアメタルの量の実態把握なども進める。 家電4品目(CRTテレビ,冷蔵庫,洗濯機,エアコン)や携帯電話機,パソコンについては,既にリサイクルの仕組みが確立している。家電4品目のリサイクルを対象とする,いわゆる「家電リサイクル法」では,2009年にも薄型テレビと衣類乾燥機が追加される見通し。 一方,携帯型音楽プレーヤーやデジタル・カメラなどといった小型家電製品は,現
久し振りのロンドン。休暇の感覚でリッチモンドにあるキューガーデンを訪ねてみることにした。テムズ河畔にある観覧車「ロンドン・アイ」のデザイナーとして知られるマックス・バーフィールド・アーキテクツ設計の空中遊歩道(Treetop Walkway)が、オープンしたというニュースを聞いていたので、ぜひとも見てみたいと思っていたところ。
メガソーラー本番、日本の復権なるか?! [PART5]東京工業大学 総合研究院 黒川 浩助 特任教授 「太陽光発電」なくして、地球の未来は語れない!?(前編) ●本来なら地球上で使用するエネルギー量のすべてを、ゴビ砂漠ひとつで作ることが可能だという太陽光発電。2008年6月に発表された「福田ビジョン」でも、低炭素化社会実現に向けての大きな柱として取り上げられている。 ●1997年から2004年までの連続8年間、太陽光発電の累積導入量が世界一だった日本。長らく世界のトップを守り続けてきたが、現在では失速感があることは否めない。世界一を誇る生産量を2007年に欧州に抜かれたのは記憶にも新しい。また、普及をけん引してきた住宅用太陽光発電への補助金が、2005年度に廃止されて以来、個人向け市場も買い控えの傾向にある。 ●対して海外は、CO2削減に向け大きな動きが出始めた。特に注目すべきは欧州
電気を使わない「非電化」という選択肢(前編) 道具を使うプロセスを愉しむことを忘れていませんか? ●パソコン、テレビ、DVD、冷蔵庫、掃除機、電気ポット――我々は数限りない電化製品と共に暮らしている。電気の過剰利用が地球環境に悪影響を及ぼすことは周知の事実で、そこに問題意識を持つ人も少なくないのだが、今や電気のない生活など想像すら難しい。 ●発明家である藤村靖之氏も、そのような問題意識を持つ一人で、2000年春に「非電化工房」という組織を自ら設立し、電気を使わない非電化製品の発明と事業化に取り組んでいる。そのスタンスは「電気を否定するわけではなく、もうひとつの選択肢として非電化を提案する」というもの。どちらを選ぶかは我々生活者であり、「愉しい方を選べばいい」と藤村氏。 ●かつて子どものころ、自分の知らない科学の実験などでワクワクした記憶を呼び起こすような、藤村氏が発明した非電化製品の
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