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markupとBOOKに関するt2taroのブックマーク (9)

  • 人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 - 情報考学 Passion For The Future

    ・人はいかに学ぶか―日常的認知の世界 おもしろいです。これは。 私たちは学校教育で教師から知識を学ぶ。一方で習わないこともたくさんある。日常を生きる上で必要な基能力を私たちは「教え手なし」で獲得できる。学校に行かなくても生きていく基能力は自然に備わる。発達心理学と認知科学を専門とする著者は、人間はこれまで一般に考えられてきたよりもずっと有能な学び手なのだという。 現実的必要から学ぶとき人は教師から学ぶのとは異なる強力な学習をする。このはそうした日常的認知の能力を解明しようとしている。 たとえば英語学習である。日英会話学校に通ってもなかなか身につかないものだ。しかしアメリカ社会に単身で放り出されて会話能力が生存に必須の状態になれば、多くの人は自然に短期間で英語を習得してしまうだろう。メキシコの路上で商売をするストリートチルドレンたちは学校に通ったことがないのにおつりや利益率の計算が

    t2taro
    t2taro 2008/10/10
    書店で見かけていたけれど、他に数冊買っていたので後回しにしていた本。学習においては、そのための環境と、学ぶ内容に見合った「学ぶための手法(or プロセス)と目標達成との関係」が必要だと実感しているが、それ
  • 東京は“新名所”ほどつまらない~『新・都市論TOKYO』 隈研吾・清野由美著(評:近藤正高):NBonline(日経ビジネス オンライン)

    去る3月20日、赤坂のTBS社を中心とした再開発地区「akasaka Sacas」がオープンした。ほぼ一年前にオープンした六木の東京ミッドタウンに続き、これで東京都心の再開発は一段落ついたという印象がある。 それにしても、東京における再開発とはいったいなんだったのだろうか? 書ではまさにそんな疑問に答えるべく、建築家の隈研吾とジャーナリストの清野由美が、汐留、丸の内、六木ヒルズ、代官山、町田といった東京の街を実際に歩いてまわりながら、都市計画について考察する。 書の各章は、隈による基調レポートと現地での清野との対話によって構成されている。両者の対話は、しばしば独善的に持論を展開する隈に対して、清野がうまいぐあいに反論や疑問をぶつけたりしており、なかなかスリリングである。 たとえば隈は、六木ヒルズを、真の意味での「都市計画」が実現した稀有な例だと評価する。 六木ヒルズの開発では

    東京は“新名所”ほどつまらない~『新・都市論TOKYO』 隈研吾・清野由美著(評:近藤正高):NBonline(日経ビジネス オンライン)
    t2taro
    t2taro 2008/04/16
    『…(略)…本書の各章は、隈による基調レポートと現地での清野との対話によって構成されている。両者の対話は、しばしば独善的に持論を展開する隈に対して、清野がうまいぐあいに反論や疑問をぶつけたりしており、
  • デザインはローコストでハイリターンの経営資源:日経ビジネスオンライン

    坂井 “アップデート”するというのがデザインの特徴の1つではないでしょうか。例えば日では携帯電話の新製品が1年間に4回、市場に投入されます。1回ごとに電話会社1社から10台ぐらいの新製品が出ますから、年間で140から160のデザインが投入されている。消費者は自分が使っている携帯のデザインに飽きてしまうから、買い替えるわけです。 飽きるということは、言い方を変えれば、市場を再生しているんですよ。まだ着られるのに新しい洋服を買う。まだ使える腕時計や携帯電話があるのに、買い増したり、買い替える。こうした消費行動を引き起こすのが、デザインが持っている社会的機能だと思います。 例えば、ドイツの自動車メーカーのアウディ。クルマの前面のグリルを上下に分けていましたが、これを上から下までつなげて1つの大きなグリルにしたんです。こうなると前のデザインが古くさく感じられ、乗っている人は気恥ずかしくなる。誰も

    デザインはローコストでハイリターンの経営資源:日経ビジネスオンライン
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    t2taro 2008/01/11
    『企業という組織の中で、デザインという職種は極めてマイノリティーなんです。デザイン部門の人員はNECやソニーのような企業でも100人ぐらいでしょう。…(中略)…デザインにかけているコストも、宣伝費の10%ぐらい
  • 世界は『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』でできている:日経ビジネスオンライン

    改憲論議や第2次大戦前後の歴史論争に顕著だが、昨今、分かりやすい正義やスッキリした結論が求められがちである。ビジネスの世界も同様で、つい先日まで正義とされていたアメリカ式市場主義が、今は逆に格差社会を助長すると悪者にされつつある。そういった単純な善悪が求められる時にこそ、このを薦めたい。 著者の岸田秀は30年前、『ものぐさ精神分析』という書を発表。同書はシリーズ化し、一世を風靡した。 フロイトの精神分析理論は一般的に個人向けのものと思われているが、著者はそれを国や民族のような大きな人間集団に当てはめる。人間は能の壊れた動物であり、その状態で現実を生きるには共同幻想をもって補完するしかない。それが文化といわれるものの正体であり、宗教もイデオロギーもすべて共同幻想にすぎない。著者はそういった考えを「唯幻論」とよび、それを歴史に当てはめる「史的唯幻論」を説いた。 たとえば、『ものぐさ精神分析

    世界は『嘘だらけのヨーロッパ製世界史』でできている:日経ビジネスオンライン
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    t2taro 2007/09/26
    書籍「嘘だらけのヨーロッパ製世界史/岸田秀著/新書館」の書評。どこの国でも「歴史」はそうとうに眉唾だと思っている。記録に無い歴史は、その時代の権力者の都合で抹殺されているはずだから。そういう意味で、こ
  • Passion For The Future: 化けものつづら―荒井良の妖怪張り子

    « ラジオも聴けて、再生速度変更も可能なMPIO MP3メモリープレーヤー FY800-2GB | Main | Portraits of America (National Geographic Insight) » 書評:脳・こころ |書評: 企画・発想| 書評文化・文明|書評:経済・経営 |書評:子 供・教育|書 評:小説・戯曲|書評:ネット活用 |書評仕事・管理|書 評:メディア論|書評:その他|書評:思想・哲学 |書評 :文章・表現|書評:認知・心理 |書評:神 話・宗教|書 評:科学・技術書評:社会・世間 |書評教養 ・雑学 2006年度 年間オススメ書籍ランキング ノンフィクション部門 2006年度 年間オススメ書籍ランキング フィクション編 2005年度 書籍売り上げラン キング ベスト20 2005年度 年間オススメ書籍 ランキング ベスト20冊 2004年度 

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    t2taro 2007/09/02
    妖怪…概念の顕在化?…。とはいえ、なぜ「リアル」に、なぜ「妖艶」な空気まで表現できてしまうのか…。木型に紙を重ねて貼ったものを型から抜いて作る「張り子」という手法で作られているとは思えない仕事…。その
  • Passion For The Future: 現代語訳 風姿花伝

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    t2taro 2007/08/27
    20代半ばの頃に、現代語訳でないものを読んだ。今読み返すと新たな示唆を受けそう。現代語訳についての賛否はあるだろうけれど、選択と読者の幅に貢献しながら次世代に繋いでいく試みには共感。この本も読んでみよう
  • Passion For The Future: IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実

    IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実 スポンサード リンク ・IQってホントは何なんだ? 知能をめぐる神話と真実 「心理テストはウソでした。」の著者の最新作。 日では知能について真正面から語ることがほとんどタブーになっている。このの冒頭で紹介されているように、多くの人はIQという言葉は知っているが、何十年も前の古い知能検査法のイメージでとらえている。知能については漠然としか知らない。書籍もほとんどない。今の日は、世界の知能研究の最新情報がほとんど入ってこない暗黒時代であると著者は嘆いている。 このの前半では知能研究の歴史が語られている。 「1908年のビネ・シモン検査は、検査問題の難易度を年齢別にそろえるだけで、知能が1次元的に序列化できることを示したが、序列化を避けるために、精神年齢という言葉を使った。一方、スピアマンは知能が一般知能gと特殊知能sから構成されるとい

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    t2taro 2007/08/09
    観念、思い込み、刷り込み…。思考のベースになっているものへまず疑問符を付ける。そういうことがあらゆる分野で必要なのだろう。ゼロベースからの思考…重要なことだと思う。
  • なぜ素人っぽいと言われる?『山の上ホテル物語』:日経ビジネスオンライン

    行きつけの店をつくるのは、なかなか難しい。気まぐれにふらりと立ち寄っても、親しみをもって迎えてくれる。けれど、必要以上に馴れ馴れしくない。ほどよい距離を保ちながら長くつき合える店、というのは案外出合えないものだ。 東京御茶ノ水の高台にある「山の上ホテル」は、池波正太郎や山口瞳といった、好みのうるさい作家たちに愛された宿として知られている。どうやってわがままな客たちを満足させ、虜にしたのか。この『山の上ホテル物語』には、“真のホスピタリティとはどういうものか”が書かれている。 山の上ホテルは創業1954(昭和29)年、客室数は館と新館あわせて74室という老舗の小型ホテルである。著者は、アメリカ現代文学の翻訳家であり、作家でもある常盤新平氏。自身も山の上ホテルにカンヅメになった経験を持ち、このホテルのファンだ。その著者が、創業者である故・吉田俊男の経営哲学を作家たちの記述、従業員の証言、吉田

    なぜ素人っぽいと言われる?『山の上ホテル物語』:日経ビジネスオンライン
    t2taro
    t2taro 2007/07/25
    「ホスピタリティ」を考える上で重要だと思われる内容。未読(070728時点)のため読んでみたい。ちなみに、十数年前にここ(山の上ホテル)で結婚式を挙げました。
  • Passion For The Future: 思考の整理学

    思考の整理学 スポンサード リンク ・思考の整理学 初版は1983年。日に”マイコン”が登場したころだ。著者は既にコンピュータ普及の影響を見通していた。 「これまでの学校教育は、記憶と再生を中心とした知的訓練を行ってきた。コンピュータがなかったからこそ、コンピュータ的人間が社会で有用であった。記憶と再生がほとんど教育のすべてであるかのようになっているのを、おかしいと言う人はまれであった。コンピュータの普及が始まっている現在においては、この教育観は根から検討されなくてはならないはずである。」 人間らしい思考法を追求している。たとえば、まず寝かせるのである。 「思考の整理法としては、寝させるほど大切なことはない。」 大作映画の宣伝などで「構想ウン十年」というフレーズがある。あれはたぶん原作者がウン十年前に思いついたには違いないが、ほとんどの間は放っていたもののはずである。それでも、長く寝か

    t2taro
    t2taro 2007/07/23
    「思考の整理法としては、寝させるほど大切なことはない」という箇所が特に気になった。未読(070728時点)。
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