対応方法 - バージョンアップ問題 バージョンアップの対応は簡単ではないので、順を追って対応方法を整理します。 CNSの導入 まず、下記のような ContractNameServcie という概念を導入します。 CNSは、DNS(DomainNameSystem)と同じような働きをします。 クラス図 このクラスは、コントラクト名と、コントラクトアドレスをマッピングして保持しており、コントラクト名に対して対象のContractのアドレスを返却します。 シーケンス図 ある特定のコントラクトを呼び出す際に、必ずCNSにコントラクト名を元にアドレスを聞いてからユーザが対象のコントラクトを呼ぶように呼出側のアプリケーションを構築します。 そうすることで、コントラクトにバグがあった場合も別のコントラクトに向き先を変えることが可能になります。 コードにすると次のようになります。 コード contract