「大好きな母親が亡くなったら…」その日を恐れる57歳女性に、鴻上尚史が勧めた「お母さんを喜ばせる話」の真意とは? 私は50代後半で80代前半の母と2人暮らしです。もう30年以上になります。私は発達障害があり、恋愛に興味が無くアセクシュアルで、友達も中々できません。お恥ずかしい話なのですが、私は母の事が大好きなんです。 母は年金暮らし、私は非正規雇用なので贅沢はできませんが、慎ましく暮らしています。とても幸せです。でも、この幸せは、きっともう長くありません。頭では分かっていても心が辛いのです。その日がやって来るのが怖くて怖くてたまりません。 母は高齢なのに珍しく私の特性を理解してくれています。もっと精神的に自立して大人にならなきゃとか友達を作らなくちゃとか思うのですが、母と出掛ける方が楽しく幸せなのです。母は元から身体が弱く、今は高齢という事もあり、よく入院します。母が入院しただけで寂しくて