21世紀に入ったあたりから、日本のゲームは海外に遅れを取るようになった。理由は様々ある。マイクロソフトがコンシューマーゲーム機市場に参戦した。海外デベロッパーはコンソールゲームにより力を入れるようになった。日本のゲーム会社は拡大した欧米市場のニーズを把握しきれなかった。FPSという日本人が不得意とするジャンルがよりメジャーになった。あらゆる意味において、日本のゲーム会社にとって不利な時代が始まった。開発費用が高くなる一方、販売実績が悪くなり、上層部が大胆な企画に判子を押しづらくなった。クリエイターが独立してインディーゲームを作る文化も根付いていない。結果、80年代や90年代にあったようなクリエイティビティあふれる和ゲーを見かける機会が少なくなった。 4月11日の「しゃべりすぎGAMER」では28:05あたりからオープンワールドについて激論している。 日本人は元々オープンワールドに馴染みがな
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