『ぷよぷよ』を手がけたコンパイルの創業者である仁井谷正充氏の新作落ちものパズルゲーム『にょきにょき』が、2016年7月9日開催の「Bitsummit 4th」にて一般公開されました。 『にょきにょき』は“同じ色の「にょきにょき」を揃えて並べ、おじゃまを降らせ相手のフィールドを妨害して勝利を目指”というシステムの対戦型パズルゲームで、まずは3DSソフト『にょきにょき たびだち編』として2016年末に800円で配信予定。基本的な部分は『ぷよぷよ』シリーズと同じですが、発火(連鎖)と攻撃(おじゃまを降らせる)タイミングがプレイヤーに委ねられているのが最大のポイントです。 ■誕生秘話 そもそも本作は「『ぷよぷよ』初心者が上級者にボコられて、それから遊べなくなる」という問題点の解決策を手探りした結果生まれた作品なのだとか。また「ぷよぷよの限界を乗り越えるゲームを探っていたところ、本作のアイデアが生ま
2015年11月10日に、欧米をはじめ海外で発売をむかえる、ベセスダ・ソフトワークスのオープンワールドRPG最新作『Fallout 4』。今月、海外のBethesda公式サイトでは、PC版に関する各国の詳細が一挙に発表されたものの、Steam上では表記が異なっていたために、PCゲーマーからは、Mod対応をはじめとする日本語版のより詳しい仕様の公開が待たれている状況でした。 Game*Sparkがベセスダ・ソフトワークスに問い合わせたところ、『Fallout 4』のPC版に関しては、高橋徹氏が直接答えるとのことで、いま多くのユーザーから求められていた疑問を直接ぶつけてみました。 ――まず、PC版『Fallout 4』のリリースタイミングについて再度確認させてください。海外では11月10日発売、日本ではコンソール版に合わせて12月17日に発売と発表されていますが、11月10日の時点で、日本在住
大作タイトルの陰に埋もれてしまった隠れた良質RPGを毎回紹介していく「今から遊ぶ不朽のRPG」。過去4回で取り上げてきたタイトルは全てノンリニアな作品でしたが、今回はJRPGの王道スタイルを則った、エニックス/プロデュースの『ミスティックアーク』をご紹介します。 今手に入れるなら 本作の登場は今から約18年前の1995年7月にまで遡ります。その頃、世間では当時の次世代機への移行が進んでおり、『ミスティックアーク』は所謂ハード末期のタイトルとしてスーパーファミコン向けにリリースを迎えました。 本作の発売と同日にセガサターンでは『バーチャファイターリミックス』、プレイステーションでは『実況パワフルプロ野球95 開幕版』、その数週間後には飯野賢治氏の『Dの食卓』が登場するなど、目まぐるしくリリースされる大作の陰にひっそりと追いやられてしまったのがこの『ミスティックアーク』です。 本連載では、ダウ
ベテランゲーマーであれば一度は耳にしたことがあるかも知れない、ソニーと任天堂が共同開発していたCD-ROM搭載スーパーファミコンこと「PlayStation(プレイステーション)」。すったもんだの末に結局お蔵入りしてしまった本機は「幻のPlayStation」とも呼ばれていますが、その試作機が海外で発見! 貴重な写真が数枚公開されています。 投稿者によればこの試作機は、彼の父親の同僚であった元任天堂社員のOlaf氏(※)が持っていたものなのだそうです。動作確認は行われておらず、付属のカートリッジにも何が入っているか分からないとのこと。これまでネット上ではいくつかの画像が見つかっていたものの、実際には世に出回っていないと思われていた任天堂版PlayStation。今回の発見はゲームの歴史に新たな1ページを加えるかもしれません。 ※このOlaf氏は元任天堂社員ではなく、当時Sony Inter
15日に実施されたSCEプレスカンファレンス「PlayStation E3 EXPERIENCE 2015」内でも注力タイトルとして紹介された『ストリートファイターV』を担当する杉山、綾野両プロデューサーにインタビューを実施。本タイトルへの並々ならぬ熱意を語る2人はどのようなステージを見つめているのでしょうか。(以下敬称略) ―――本日はお忙しいなか、インタビューのお時間を頂きありがとうございます。今年のE3はいかがでしょうか? 杉山:私は『ウルトラストリートファイターIV』から携わらせて頂いており、2013年のE3に来て以来なので2年ぶりに会場に訪れました。わりとファーストパーティよりもサードパーティのほうが力入れているなぁという印象を受けましたね。E3開催前にSCEさんとMicrosoftさんのカンファレンスにも参加させて頂いたのですが、サードパーティのサプライズ発表が多かったなと。特
ポストアポカリプスRPG『Wasteland 2』で知られるinXile entertainmentより、3DダンジョンRPG『The Bard's Tale IV』のKickstarterキャンペーンが始動しました。 今年1月にPAX Southを通して発表されていた本作は、名作3DダンジョンRPG『The Bard's Tale』のナンバリングタイトルとして27年越しの新作になります。開発にはUnreal Engine 4を採用しており、最新技術で描く豊かなグラフィックも特色の1つとしています。なお、舞台となる“Skara Brae”の街はスコットランドの遺跡を実際に測量した上で制作されているとのことです。 また、『The Bard's Tale IV 』はオールドスクールな世界観を踏襲した上で、近代的なプレイ感を目指しています。戦闘パートは流れるようなペースで描かれるとのことで、パズ
いま、「プロレス」と聞いてピンと来る人はどれくらいいるでしょうか。例え少ない反応だったとしても、「過去の遺産か?」と問われれば、「NO」と答えたいです。2014年、プロレス黄金期再来への準備はすでに整っている状態にあります。 1989年から「プロレス」と「ゲーム」を繋いできた、『ファイヤープロレスリング(以下、ファイプロ)』シリーズ。現在でも語り草となる初のストーリーモードを搭載したのが、1994年に発売された『スーパーファイヤープロレスリングSPECIAL』でした。そのシナリオを手がけたのがゲームデザイナーの須田剛一(SUDA51)であるのはご存知の通り。 『ファイプロ』を離れてからも、次々生み出すクリエイティブな作品のなかに、必ずといっていいほどプロレス要素を忍ばせるSUDA51と話がしたい。すでにレトロゲームとなってしまった『ファイプロ』発売当時の時代感、そしてSUDA51にとってプ
2012年6月にKickstarterキャンペーンを成功させ、2013年6月からはSteamでの早期アクセスを実施していたターンベースストラテジー『Xenonauts』のバージョン1.0がリリースされ、開発完了となった事がデベロッパーGoldhawk Interactiveより報告されました。 本作は1994年に発売された『X-COM: UFO Defense(UFO: Enemy Unknown)』のシステムを踏襲しつつ、グラフィックスの向上や新たなコンテンツの追加などを施した作品となっています。6月16日にはSteamにて正式リリースとなり、残された2週間はレビュー用コピーの送付、ローンチに向けてのPR、Mac/Linuxへの移植、Kickstarter報酬の発送などに費やされるそうです。
2012年末、Steam Greenlightにライセンスのラの字も感じられないどう見ても漫画「ワンピース」なゲーム『Pockie Pirates』が登場し一部のSteamユーザー達に苦い笑いを提供しましたが、新たにGreenlightへと権利的にギリギリなブッチギリに強い奴らを集めた格闘ゲーム『Sekai Legends 2 Online』が登録されました。 37人のアニメキャラクターが総登場するという2Dアニメ格闘ゲーム『Sekai Legends 2 Online』は、残念なことに無料の同人ゲームではなくデモまでが用意された有料タイトルとなっており、Hamachiを経由したオンラインマルチプレイヤーにも対応。『Mugen』感溢れるゲームシステム、どこかで聞いたことのあるボイスやショットを満載している点が特徴で、小学館、講談社、集英社、TYPE-MOONなど強敵たちに裸の身を投げ出して
ついに次世代への移行を果たした2013年。海外でリリースされた次世代タイトルや、現行世代で最後に発売された有名フランチャイズの続編などが登場した同年ですが、それらに埋もれつつも輝きを放っていたインディーや新規タイトルを皆さんは見逃していないでしょうか。 『大作に埋もれた良作ゲーム Top 10』は、そんなまだまだ注目されるべきタイトル達を紹介していく……という形で、筆者が最高のゲームたちを好き勝手に語っていく年末企画。2013年は『Grand Theft Auto V』や『The Last of Us』や『BioShock Infinite』だけじゃない、今年見逃すべきではない10本のゲーム達はコレだ。 今年の夏に国内でも紹介され話題を呼んだ『Viscera Cleanup Detail』は、「映画『エイリアン』で殺戮が終わった後の宇宙船は誰が綺麗にしたんだ?」という疑問に答えた画期的な一
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く