昨年のリオデジャネイロ五輪でメインプレスセンターと各競技場を結ぶバス乗り場。東京五輪・パラリンピックの輸送計画は今後、本格的に検討される=梅村直承撮影 試算で2000台必要も、確保できる見込みは半数 2020年東京五輪・パラリンピックで選手・役員、観客らを輸送する大型バスの確保の見通しが立たず業界や団体がやきもきしている。大会組織委員会の試算では期間中は約2000台が必要だが、夏休みで高校野球の応援や林間学校などが重なり、確保できる見込みは半数という。大会経費の費用分担は大枠で合意したものの、大会準備は約1年遅れていると指摘されており、東京バス協会は「現状ではまったく足りない」と訴えている。 同協会によると、東京、神奈川、千葉、埼玉の4都県の協会加盟社が所有する大型バスは約3300台。学校の宿泊行事や高校野球の甲子園出場校の応援バスで、例年は約8割が稼働している。
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