自民・公明両党が12日、取りまとめる来年度の税制改正大綱では自動車に関係する税制のうち、「自動車取得税」、「軽自動車税」、「自動車重量税」が見直されます。 なぜ今、見直しが進み、どのように変わるのでしょうか。 自動車にはさまざまな税 ▽自動車を購入した時にかかるのが、「自動車取得税」、▽車検を受けた時は、「自動車重量税」、それに▽毎年、「自動車税」や「軽自動車税」がかかります。 排気量が1800ccで重量が1.5トン未満の180万円の新車でみると、購入する際に、▽自動車取得税が8万1000円、▽自動車重量税が3万6900円、▽自動車税が3万9500円、さらに▽消費税が9万円かかり、合計で24万円あまりの税金を支払います。 このうち、自動車税は、その後も、毎年かかります。 一方、一定の燃費基準を満たした車は「エコカー減税」の対象となり、自動車取得税と自動車重量税が大きく減税されるか、非課税に