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トップページへ Linuxカーネルに関する技術情報を集めていくプロジェクトです。現在、Linuxカーネル2.6解読室の第2章までを公開中。 目次まえがき第0章 Linuxカーネルの構成要素 0.1 Linuxカーネルとは 0.2 Linuxカーネルのソースコード 0.3 Linuxカーネル機能の概要 0.4 カーネルプリミティブ 0.5 プロセス管理 0.6 メモリ管理 0.7 ファイルシステム 0.8 ネットワーク 0.9 プロセス間通信 0.10 Linuxカーネルの起動 0.11 Linuxカーネルの動作例 Part 1 カーネルプリミティブ第1章 プロセススケジューリング 1.1 マルチタスク 1.2 プロセスとは? 1.3 プロセス切り替え 1.4 プロセスディスパッチャの実装 1.5 プロセススケジューラ 1.6 プロセススケジューラの実装 1.7 事象の待ち合わせ 1.8 最
なかなかハードルが高く,多くの人が踏み出せないでいるカーネルのソース・コードの読解。本連載では,今までカーネル・ソースなんて見たことがないという人に,読みこなすコツをお教えします。今回は,どうしたらカーネル・ソースを読みこなせるようになるのか,筆者の経験をお話します。 Linuxユーザーなら誰しもカーネルのソース・コード(カーネル・ソース)を読んで,どのような処理を行っているのかを確認したり,自分なりの変更を加えたりしたくなるのではないでしょうか。しかし,カーネル・ソースの量は膨大な上,C言語で書かれているので,コンピュータ内部やOS(オペレーティング・システム)の仕組みを理解したプログラマでないとなかなか読みこなせません。そのため,カーネルを読むための第一歩を踏み出せない人が数多くいることは事実です。 本講座では,プログラマではないごく普通のLinuxユーザーが,カーネルをある程度自力で
write はページに dirty フラグを立てるだけなので決してユーザープロセスを待たせない って、本当にそうなんでしょうか?(否定しているわけではなく、純粋な疑問です。) と質問をもらったので、最近追ったことをここでまとめます。かなり長文です、すいません。また、まだまだ不勉強なので間違っているところもあるかもしれません。ツッコミ大歓迎です。 まず、オライリーのカーネル本の 15章 ページキャッシュ 15.3 汚れたページのディスクへの書き込み から引用。 ご存知のように、カーネルは、ブロック型デバイスのデータを含むページをページキャッシュに蓄えています。プロセスが何らかのデータを更新した場合は、必ず対応するページに汚れている印をつけます。すなわち、PG_dirty フラグを設定します。 UNIX システムでは、汚れたページのブロック型デバイスへの書き込みを遅延することができます。この方
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