音楽離れは確実に昨今の音楽業界、特にCD市場の不調要因として、インターネットや携帯電話、昔は従来型携帯電話の着メロや着うた、現在では各種音源を使えるスマートフォンの普及に代表されるメディア環境の変化・競合の登場以外に、視聴者の音楽離れが進んでいるのではないかとする意見がある。そこで今回は日本レコード協会が2016年3月に発表した「音楽メディアユーザー実態調査」の最新版となる2015年度版(2015年9月に12歳から69歳の男女に対してインターネット経由で実施。有効回答数は2014。性別・年齢階層・地域別(都市部とそれ以外でさらに等分)でほぼ均等割り当ての上、2010年度の国勢調査結果をもとにウェイトバックを実施)から、「主に音楽と対価との関係から見た、世代・経年における音楽との関わり合いに対する姿勢、考え方の相違」について見ていくことにする。 今件では音楽との付き合い方に関し、新曲への関心
やっと生活がもとに戻った。 この二週間、初めて育児で「詰んだ」。 何となく頭が回らないなと思いながら日常生活を送っていたが、ふとした瞬間に熱を計ってみると40度を超えていた。もともと熱には耐性があるのか、熱が高いだけではそれなりに動けていたのだが、改めて体温計のスクリーンに40度の文字を見ると、急に寒気がした。 いま、妻が第三子を妊娠しており、つわりの状態がこれまで以上によくないため、起床から保育園の送りまでと、保育園の迎えから寝かせつけ、その他の家事を基本的にすべて引き受けている。もともと育児、家事は夫婦のどちらがということがないため、すべてのタスクをこなすことはできるが、10週~12週あたりの妻の状態は本当に病気のレベルだった。 僕の体調に異変があってすぐ、第一子が嘔吐した。熱を計ってみると40度あり、すぐに病院へ。診断名はインフルエンザ。幸い、予防注射をしていたので病状は軽かったが、
米動画配信サービス大手のNetflixが日本に上陸するかもしれない、ということでメディア関係者の間で話題だ。東芝が国内初のNetflixボタン搭載のテレビを発売したこともあって、一部ではNetflix上陸によって「テレビ局の猶予はあと5年だ」という極論まで目にするようになった(勿論、記事を読ませるのが目的であり、本気でそう考えているわけではないと思うが)。 NetflixがIT活用力と戦略に長けた企業であり優れた企業で有ることに異論は無いが、少なくともあと5年間で日本のテレビ放送を揺るがす存在になるかと言われると、そうは思わない。そもそも、日本と米国では「テレビ」を取り巻く環境が全く異なるからだ。この違いをNetflixの歩みを見ながら、筆者の自論を説明しよう。 1.630万人の顧客基盤からスタート Netflixはもともと、1997年にオンラインDVDレンタルとして創業した。その後200
iOS7のリリースは、アプリに関わる企業や開発者にはビッグインパクトとなった。フラットデザインに一新されたiOSに対し、どのような開発戦略をとるべきか。率直に言えばiOS6をサポートすべきか、あるいはいっそiOS7専用アプリを作るべきか。この問題に頭を抱えている担当者は多いだろう。 多くの企業は条件反射的に、「1世代前のバージョンはサポートすべき」と保守的な安全策を考える。だが本当にその選択は安全策なのだろうか? 見えていないコストやリスクはないのだろうか? 本記事では、mixpanel.com が公開するiOS推移の統計データと過去のiOS移行をベースに、iOS7のサポートとどう向き合うべきか考える。 iOS7は史上最速で普及しているChitika.comの統計データによれば、iOS7への移行は、前年のiOS6時よりも急ピッチで推移してる。 リリース7日間におけるiOS6とiOS7の普及
2008年に拡大した世界的な金融危機。英国では、危機以前に約5%だった失業率が現在7.8%(今年4-6月)に達している。2016年半ば頃までは低成長が続くという。 こんな英国で、「仕事が見つからないなら、自分で始めよう」-そう考える人が増えている。 フリーで働く人を対象に仕事の案件を売買する英サイト「フリーランサー」 (登録者約870万人)によると、過去1年で「マイクロビジネス」(一人であるいは家族を手伝わせて経営する小規模の事業)を始める人が急増した。 都市別上位ランキングでは、トップがイングランド地方北部の都市ニューキャッスル(前年比24%増)で、これにマンチェスター(23%)、ベルファースト(21%)、ロンドン(21%)、カーディフ(21%)、エディンバラ(20%)、リバプール(20%)、バーミンガム(19%)、リーズ(19%)、グラスゴー(18%)と続く。 起業は「景気後退で解雇さ
藤圭子さんが自ら命を絶った。その出来事については、今もテレビのワイドショーや週刊誌などで「自殺の裏側」「隠された真実」などと称する記事が垂れ流されている。 藤圭子さんの自殺をめぐるテレビ報道の問題点については、前回の原稿で記した。 ここでは、その後に出た娘の宇多田ヒカルさんのコメントとそれをめぐる報道について書いてみたい。 宇多田ヒカルさんはブログに載せたコメントで、自分の母親が「精神障害」を持っていたことや家族として悩まされてきたことを告白している。 http://www.emimusic.jp/hikki/from_hikki/ 「彼女はとても長い間、精神の病に苦しめられていました。その性質上、本人の意志で治療を受けることは非常に難しく、家族としてどうしたらいいのか、何が彼女のために一番良いのか、ずっと悩んでいました。 幼い頃から、母の病気が進行していくのを見ていました。症状の悪化とと
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