勝訴し、ラブドールと一緒に街宣する兵頭氏 奇妙な“誘拐事件”が決着! 2016年6月に岩手県の山中で、「八潮秘宝館」(埼玉県八潮市)館主が撮影のため置いていたラブドールが盗まれた事件で、館主が窃盗犯を相手取り、損害賠償を請求した訴訟の判決が、このほど埼玉・越谷簡易裁判所で言い渡され、中川翔吾被告(27)に対し、賠償金131万円余りの支払いを命じた。ラブドールは同被告がネットオークションに出品したことで足がつき、昨年9月、館主の元に戻ったが“完全勝訴”までには館主の並々ならぬ執念があった。 越谷簡易裁判所は“ラブドール誘拐犯”中川被告に対し、窃盗罪に加え、ラブドールに対する“傷害”ともいえる器物損壊罪、盗難品を売却する際に繰り返し行った詐欺行為も認めた。 事件は、16年6月29日、岩手県の山中で「八潮秘宝館」館主・兵頭喜貴氏が所有するラブドール4体(ほかに頭部が6個)と衣装類など(計約260