「O2O(Online to Offline)」とは、インターネット(オンライン)上の活動と、実際の店舗(オフライン)上の活動を結びつけることで、新しい購買行動を促そうとする取り組みのことである。古くは「クリック&モルタル」という表現で語られることも多かった。 2010年頃から「O2O」という言葉が急速に注目を集め始めたのには理由がある。スマートフォンの爆発的な普及だ。スマートフォンには、加速度センサー、GPSなどの位置情報、近距離無線通信規格(NFC:Near Field Communication)、拡張現実(AR:Augmented Reality)などの技術が搭載されている(関連リンク1:NFCとは?、関連リンク2:ARとは?)。その機能を活用すれば、ネットからリアルへの新たな送客手法が可能となるからだ。 たとえば、TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC
利用者数No.1の格安タクシー配車サービス「タクトモ.COM」。サービスを開始したのは2008年12月、約2年前。登録ユーザは14,000人に上り、登録しているタクシー運転手の数も1,000人を突破しました。ほとんどのユーザが都内で仕事をする20代~40代のビジネスマン、男女比率は7対3だそう。今回は、そんなタクトモ.COMを運営し、最近書籍も出された岩崎かおるさんにお話を伺ってきました。 「不便」から生まれた「タクトモ」のアイディア サービス開始の背景には、岩崎さんが感じた「不便」があったそう。忘年会シーズンによく見かけるタクシー待ちの長蛇の列。きっと同じ方向に帰る人はいるだろうに、1人1台じゃなかなか順番が回ってこない。同じ方向に帰るタクシーの相乗り相手を募集できるサービスがあったらいいのに…。そんな想いから、3日間でまずは簡単な掲示板だけのサービスを開始。見事に読みが的中し、「タクト
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