9月6日に仙台で開催されたJAWS FESTA Tohoku 2014において、農業×ITというテーマで講演したのが、アグリフューチャー 代表取締役の女川源(おながわはじめ)氏だ。自身が農家でもある女川氏は、ユニークな語り口調で農業の現状とITのミスマッチについて講演した。 震災で復活するより多くの耕作地が捨てられる 女川氏は、震災前にIT企業から農家になったという経歴の持ち主で、震災後に有限会社アグリフューチャーを設立。コミュニティやメーカーと共に、安価な農業用システムの開発やセンサーデータの活用など、自らIT農業を推進している。 昨年の日経ビジネスでは「農業とITの『通訳者』」と紹介されており、トレードマークのテンガロンハットをかぶり、さまざまなイベントで登壇している。「農家のコミュニティに入る時、テンガロンハットの人として印象が付けられたので、すんなり入っていけた」(女川氏)。今回は
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