「IoT(Internet of Things)」。2015年の産業界は、モノのインターネットを指すこの言葉を軸に競争が激化しそうだ。パソコンやスマートフォンだけでなく、ロボットや産業機械までがインターネットにつながり情報をやり取りすることで、新たな「産業革命」が起きると見込まれている。 その先頭を走るのがドイツだ。第四次産業革命を意味する「Industry4.0」というキーワードの下、産官学が一体となってIoTを推進し、製造業の競争力を一層高めようとしている。ドイツを代表するソフトウエア企業として、中核的な役割を担うSAP。IoTを担当するニルス・ハーズバーグ氏に話を聞いた。
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