8月14日、天津の爆発事故で、トヨタや富士重、マツダの完成車に被害が出ている。写真は爆発に近い地域で13日に撮影された多くの焼けた車(2015年 ロイター/Damir Sagolj) [東京 14日 ロイター] - 中国・天津市の港湾地区で12日夜に起きた化学物質倉庫での大規模爆発で、一部の日系自動車メーカーにも被害が広がっている。トヨタ自動車<7203.T>の現地従業員が負傷したほか、富士重工業<7270.T>やマツダ<7261.T>の完成車の一部に傷がつくなどの影響が出ている。各社とも詳細な被害状況の確認を続けている。 トヨタの組み立て工場と開発拠点は、激しい爆発のあった場所から約3キロ圏内、関連の物流施設も約2キロ圏内にある。同社広報によると、現地工場は8月9日から16日まで夏期休業中で稼働しておらず、多くの従業員が休みだったが、爆発現場の近くに住む工場の従業員数人が負傷したほか、販