これまで、数値微分の方法を紹介してきました。今回は、そのまとめとして実際にコンピュータに計算させましょう。 問題 関数を数値微分するプログラムを作りましょう。 前進差分と中心差分それぞれの場合で求めましょう。その際、導関数から求めた値と並べて出力させてください。 解説 問題 関数を数値微分するプログラムを作りましょう。 先ずは、解析的に求めた導関数の式を示します。 (1)はともかく、(2)はいやですよね。こんなのは、導出が正しいかどうか不安でしようがありません。数値計算で求めた値が使えるなら、そうさせていただきたいところです。 それでは早速、前進差分と中心差分を適用してみましょう。微少な量hは前回検討した結果を用いて、前進差分では2-26、中心差分では2-52を用いて実行してみましょう。 ソースコード:Forward CentralDifference01.java 01: class