ソニーは、4K/HD映像の新フォーマット「XAVC」を開発したと発表した。XAVCは2013年2月から発売される新4Kカメラから採用される予定。映像制作メーカーを対象としたライセンスプログラムも展開する。また、今後民生用AV機器への採用も行われる予定。 「XAVC」は、4K(4096×2160)60フレーム/秒までの高解像度の映像を、MPEG-4 AVC/H.264へ効率的に圧縮・伸張することで、データ容量を一定レベルへ抑えながら高画質化するというもの。また8bitから12bitまでの映像サンプリング処理を施すことで、きめ細やかな階調表現や高い色再現性を実現するという。 同フォーマットは4Kに加えQFHD(3840×2160)やHD解像度(HDでの180コマ/秒撮影も可能)にも対応しており、多彩なコンテンツ制作に対応するとのこと。ファイル形式は業界標準のMXFのため、既存の映像制作ワークフ