2022年4月5日のブックマーク (2件)

  • 電力10社でスマートメーターの仕様統一、5分単位の計測で配電運用を高度化

    初の電気による街灯が東京・銀座で点灯したのが1882年。それ以降、国内のあらゆる場所に電力網が張り巡らされてきた。この電力網が「100年に1度」の変革期を迎えている。事業者と利用者で電力を融通し合う「スマートグリッド(次世代送電網)」の取り組みだ。 スマートグリッドの実現には、リアルタイムで電力の利用状況を把握する仕組みが欠かせない。そこで使われるのが「スマートメーター」だ。スマートメーターは電子式の電力/ガス/水量計で、通信機能を組み込んで利用者側のエネルギー使用量を遠隔監視できる。電力業界では東京電力が2014年に導入を始めたのをきっかけに、従来のアナログ方式からの格的な置き換えが始まった。工場やオフィスビルなどで使用される高圧用のメーターは、2016年度に導入が完了した。一般家庭などで使用される低圧用は、2024年度末までに導入を完了する予定だ。 仕様統一で調達コスト低減 電力

    電力10社でスマートメーターの仕様統一、5分単位の計測で配電運用を高度化
  • 全国の主な発電所・変電所・送電線を1枚の画像に 個人制作の「電力系統マップ」が2年間かけて完成

    全国の主な送電線路をまとめた個人制作の「電力系統マップ」がTwitterで公開され反響を呼んでいます。 各電力会社が一般向けに公開・公表している資料を元に、グラフィックデザイナーの@chizutodesignさんが趣味で作成しました。制作期間は2年。 発電所と変電所を結ぶ送電線の中で、上位2電圧である500kV系統と275kV系統に絞って掲載(※一部例外有り)。一般送配電事業者ごとに色分けしており、まるで路線図のように可視化しています。 「全国の電力系統マップ」(※基幹系統に接続されている主な設備を掲載。発電所に隣接する開閉所・変電所等、一部省略したもの有り) 先日の地震では東北・東京エリアの火力発電所が停止して東京電力管内で電力需給が厳しい状況になり、政府から「需給逼迫(ひっぱく)警報」が出され話題を呼びましたが、そういったときにこのマップを見ると納得できそうです。 他にも、地域ごと

    全国の主な発電所・変電所・送電線を1枚の画像に 個人制作の「電力系統マップ」が2年間かけて完成