Arisanさんが2月25日深夜に放送された『NNNドキュメント07 孤独死・・・生活保護の闇』という番組についてレポートと感想を書いていて、私も興味深く読ませていただいたのだが、この番組の後半で、2006年1月に下関駅に放火して逮捕された老人(75)と手紙のやりとりをしているという北九州ホームレス支援機構の代表・奥田知志さんの話が紹介されていた。(ナレーション) 北九州市でホームレスの支援に取り組むNPO、その代表を務める奥田知志さんは、いま拘置所にいる75歳の元ホームレスのことが気にかかっている。 男は去年1月、山口県のJR下関駅で放火事件を起こし、逮捕された。数日前、刑務所を出所したばかりで、行き場がなかった。放火事件の直前、男は北九州市の区役所を訪ねていた。生活保護を受けたいと訴えた、と主張している。一方、区役所は、故郷の京都に帰りたいと言う男に、北九州市の隣、下関駅までの切符を支