『今日、考えたこと』さんに、白川真澄さんの「2015年安保闘争について――その意味と課題(覚書)」という文章が紹介されてました。 http://tu-ta.at.webry.info/201509/article_6.html まずは、読んでいただきたいのですが、そのうえで感想を以下に簡単に書いておきます。 当然ながら、見事な分析であると思いました。 特に、「2 たたかいのエネルギーはどこから生まれたのか」の終わりの方の、小熊英二氏の見解に対する批判は、私には正確に理解できてるかどうか分かりませんが、今回の若者たちの行動の「可能性」の核心を捉えた、鋭いものだという印象を受けました。 しかし、大事なことは、「小さな幸せ」という「平和な日常」を脅かす不安は、若者を「日常」に閉じこもらせず、「日常」の外へと動かしたということである。「平和な日常」は、政治への無力感や無関心でもある。リスクを恐れな