■笑顔を食べて生きる ぼくの人間性に対してフェイス・トゥ・フェイスでいわれる多くの事がらは、やさしい、思いやりがある、謙虚、控えめ、穏やか、落ち着いている、ナイーブ、繊細、知的、教養がある、頭がよい、といったことばたちである。その点、このブログから受ける健次郎の印象とは、少々ちがっているはずだ。 健次郎は確かにぼく自身ではあるのだけれど、それはまたぼくの一部分でしかない。現実のぼくは、よくも悪くも健次郎そのものではない。そうしたことが、面と向かった他人のことばをとおしてよくわかる。 ぼくは、これらのことばたちが好きである。ぼくが自身の長所だと思っていることどもが、他者の眼にもしっかりと映っていることがわかるからだ。ぼくが自分自身に求めてきた姿を、きちんと他人も感じているのである。 ぼくは、そういう自分が大好きだ。 *** 某月某日 施設の心理カウンセラーと面談する。主にコミュ